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「春バテ」の不調って?身体を温めて自律神経を整えるおすすめルーティーン
「春バテ」という言葉をご存じですか?「夏バテ」なら耳にしますが、春バテはあまり聞き慣れない言葉ですよね。春バテとはその名の通り、季節の変わり目である春に身体の不調を感じることを指します。気候が穏やかな春は、「バテ」と無縁と思うところですが、意外にそうでもありません。このコラムでは、春バテの原因と春バテを引き起こさないための対策をご紹介します。
春バテの症状は?多くの人が当てはまるかも
まず、一般的に知られている「春バテ」に起こりやすい症状をまとめてみました。
- 理由もなく身体がだるい
- 朝、起きるのが辛い
- イライラしやすい
- よく眠れない
- 呼吸が浅い気がする
- あまり食欲がない
仕事や学校を休むほどではない…とはいえ、この状態が長引けばストレスになるような症状です。放置せず、しっかり向き合って原因と対策を考えてみましょう。
春バテの症状は?多くの人が当てはまるかも
では、なぜ春バテが起きるのでしょうか。春バテの原因は、大きく分けて下記の2つが考えられます。
1.激しい寒暖差
春は1年の中で寒暖差が大きい季節です。日中と夜の寒暖差に身体が追いつかないことが春バテの症状を起こす原因のひとつといわれています。
2.生活環境の変化
春は進学や就職、引っ越しなど、新しい生活が始まる季節です。人間関係を含め、社会的な環境変化も少なからず影響を受けてしまう、これも春バテの原因につながります。
他にもさまざまな要因が絡みますが、ざっくり見ていくと上記に挙げた2つが春バテによく見られる傾向と言えるでしょう。新生活がスタートする春は、身体的・精神的の両方にもたくさんのエネルギーを使います。春は身体がバテやすい季節なんだなと認識しておくと何となく気持ちの部分でラクになれると思いますよ。
春バテ対策に!おすすめ温活ルーティーン
春バテ対策なら、身体を温めて自律神経を整える方法がおすすめです。毎日の生活に取り入れやすい方法を紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
1.全身ぽかぽか!就寝前の入浴
身体を温めるのに手っ取り早い方法といえば、やはりおふろに浸かること。冷えが気になる方は、41℃以下の湯船に10〜15分を目安にして浸かってください。じっくり身体を温めることで副交感神経が優位に働き、心のリラックスに繋がります。
2.毎日のおしゃれで温度調節
「寒い」という感覚は、自律神経が乱れるひとつの要因です。「首」「手首」「足首」を温めるだけでも、体温感覚は変わりますのでファッションを上手に利用して見ましょう。コンパクトにたたんで持ち歩きやすいストールや手袋、アームウォーマーといったファッション小物は、脱ぎ着がしやすく体温調整にオススメです。
3.おやすみ前に目元を温める
眠る前、40℃くらいに温めた蒸しタオルを目元にそっと当てるだけ。この目元を温める方法も、副交感神経が優位に働きやすくなります。目元が温まることで手足の温度も上がり、入眠がスムーズに。長時間スマホを見る現代人は目元が疲れやすい傾向もありますので、温活しながら目元の疲れ対策もできる一石二鳥の方法です。
身体を温めて「春バテ知らず」を目指そう
「春バテ」は、多くの人が一度は経験したことがある現代病のひとつ。毎年なんとなく春先に体調が良くないな…と感じる方は、もしかしたら「春バテ」かもしれません。温活ルーティーンで自律神経を整えることを意識すれば「春バテ」の症状を和らげる可能性もありますので、ぜひ試してみてくださいね。春の新生活、楽しく元気に過ごしていきましょう。
- あたたまりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。