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白湯と冷水、どっちが身体にいい?それぞれのメリットとデメリット

身体のために水分を取ることが推奨されていますが、美容・健康では特に「白湯」が良いというイメージがあります。なぜ冷水はオススメされないのか、このコラムでは、白湯と冷水、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。役割を理解し、効果的に使い分けていきましょう。
「白湯」のメリット・デメリット

健康に良いことで知られている白湯は適度な量であれば問題ありませんが、過剰摂取した場合にデメリットが出てくることも。白湯と冷水それぞれのメリットとデメリットをそれぞれまとめていきます。
白湯のメリット
- 内容が温まることで消化の促進が期待できる
- 基礎代謝のアップが期待できる
- 胃に大きな負担をかけずに水分補給ができる
- 美肌やデトックス効果が期待できる
- 便や尿の排泄を促す効果が期待できる
- 不純物を取り除いて摂取できる
白湯のデメリット
- 飲み過ぎると腎臓に負荷がかかる
- 飲み過ぎると下痢になりやすい
- 飲み過ぎるとむくみやすくなる
- 飲み過ぎると消化の妨げになる
冷水のメリット
- 吸収が早いため水分補給に最適
- 胃腸に刺激を与えられる
- 体温を下げられる
- 慢性的な便秘解消に効果が期待できる
- リフレッシュできる
- のどが乾いている状態や熱中症の時におすすめ
冷水のデメリット
- 免疫力が下がりやすい
- 基礎代謝が落ちやすくなる
- 内臓が冷えやすい
- 身体全体を冷やしやすい
白湯を飲むタイミングと最適な量は?

白湯を飲むおすすめのタイミングは「朝」「食事中」「就寝前」。就寝中は多くの水分が失われますので、起床時に身体への負荷を抑えるための水分補給なら白湯が良いでしょう。1日に飲む白湯の摂取量は700〜800mLが目安。少しずつ分けながら「食事中」「就寝前」に飲むのがおすすめです。
冷水を飲むタイミングと最適な量は?
冷水は「運動前後」「のどの渇きを感じたとき」「暑い日/身体が熱い日」に飲むのがおすすめ。夏以外であれば「おふろ上がり」のクールダウンにも良いでしょう。ただし、一気に飲むのは控えること。コップ一杯の冷水を少しずつ飲むくらいにしてください。できれば日常的に飲むのは、冷水より常温水がおすすめです。体重や年齢によって異なりますが、1日の水分摂取量の目安は1〜2ℓです。ただし、この量で白湯を飲んでしまうと、むくみや消化不良の原因になるので気をつけてください。もちろん冷水も身体が冷えてしまうので推奨しません。
白湯と冷水は役割に合わせたベストなタイミングで飲むこと。それ以外は、常温水を活用して水分補給しましょう。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。