人間と猫の“すこやかな暮し”はどうつくる?RoomClipユーザーさんが見つけた、毎日をご機嫌に過ごすコツ

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日本最大級の住まいと暮らしのプラットフォーム「RoomClip(ルームクリップ)」がお届けする連載「ねむりとくらし」。今回は、2匹の可愛い猫ちゃんと暮しているRoomClipユーザー・tansukeさんにインタビュー!育児と猫たちのお世話で忙しい日々を過ごしているtansukeさんに、“すこやかな暮しのコツ”を伺いました。

RoomClipは、実際に人が住んでいる家の写真が600万枚以上集まる、日本最大級の住まい・暮しのソーシャルプラットフォームです。

猫たちとの出会いと、暮しの変化

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ベビーサークルの中にソファを設置。一緒に過ごすためのひと工夫。

2匹の愛猫、そして1歳になる息子さんと暮らすtansukeさん。「夫が単身赴任中のため、ほとんどワンオペです」という大変な状況にも関わらず、育児と猫たちとの生活は「とても楽しいです!」と笑顔で話してくれました。

猫たちの大きなポートレートが飾られた寝室や、猫たちのために整えられたお部屋など、“猫愛”にあふれる暮しぶりをRoomClipに投稿されています。まずは2匹の愛猫との出会いを教えていただきました。

「結婚前から夫と『いつか猫を飼いたいね』と話していました。でも、猫を飼うということはその命を預かるということなので、実際に飼うのは結婚してから、と決めていたんです。結婚後に訪れたペットショップで、以前から気になっていたスコティッシュフォールドに出会いました。それが“たんすけ”です」

それからしばらくして、ペットショップのスタッフさんを通じて、たんすけくんの両親と会う機会ができたというtansukeさん。そのとき、2匹の両親猫と一緒に、生まれたばかりの子猫にも対面しました。

「同じ両親から生まれた、たんすけの兄弟猫だったんです。これは運命だと感じて、わが家にお迎えすることにしました。名前は“ちゃちゃ”。顔まわりの毛色がグレーっぽい方がたんすけで、茶色い方がちゃちゃです」

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インパクト抜群の猫フォトが飾られた寝室は、モノトーンで落ち着いた雰囲気。

念願の猫ちゃんたちを迎え、おだやかな日々を送っていたtansukeさん。数年が経ち、第一子の出産を前に旦那さんの単身赴任が決まりました。お子さんが誕生してからは、生活リズムに大きな変化があったといいます。

「以前はアパレル関係の仕事をしていたので、起きる時間も寝る時間も不規則でした。子どもが生まれてからは規則正しく、健康的になりましたね。夫婦ふたりの時は外食も多かったのですが、今は野菜を中心にした食事に変わりました。食事の時間も安定したので体調が良く、昼間の時間帯も活動的になりました」

ワンオペ育児の苦労はあるものの、規則正しい生活に慣れてくると、気持ちもおだやかになってきたそう。

「息子が8ヶ月になったくらいから、生活のリズムがつかめてきたように感じています。朝は7時から8時の間に息子が目を覚ますので、それに合わせて起床します。猫たちは昼間は眠っていることが多く、昼間は息子との時間を過ごしています」

一日の忙しさのピークは、親子でおふろに入る18時頃。

「猫たちもそろそろ自分のご飯の時間だと分かるのか、騒がしくなってきます(笑)。おふろと猫のご飯と投薬と、ここが一番忙しいタイミングです。おふろから上がったら少し照明を暗くして、子どもの寝かしつけを始めます。だいたい20時には寝てくれるので、そこからは猫たちの時間です」

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ベビーチェアにすっぽりハマる、お茶目なちゃちゃ君。

お子さんの誕生とともにスタートした健康的な生活は、愛猫たちとの暮しにどんな影響を与えたのでしょうか。

「息子が生まれるまでは“猫ファースト”の生活でしたが、暮しの変化は猫たちも受け入れてくれているようです。たまに寝かしつけた後にニャーニャー鳴いて、赤ちゃんが起きてしまうこともありますが、それもまた愛おしくて(笑)。子どもと猫たち、どちらにも幸せに過ごしてほしいなといつも思っています」

月に一度のゆっくりバスタイムと“猫吸い”が癒し

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生活リズムが整っているとはいえ、大人ひとりのワンオペ生活では疲れやストレスが溜まることもあるはず。tansukeさん自身は、なかなか寝付けなかったり……ということはないのでしょうか?

「睡眠はしっかり取れている方だと思います。息子もぐっすり寝てくれるタイプですし、猫たちに睡眠を邪魔されることもないんです。たんすけは猫用のベッドで、ちゃちゃは私のベッドの足元に置いてある赤ちゃん用のおやすみクッションで寝ています。もともと息子のために購入したものなんですが、ちゃちゃがとても気に入ってしまって。息子から譲ってもらう形で、現在はちゃちゃ専用です(笑)」

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すっきりと整理整頓され、清潔感のあふれるサニタリースペース。

最近は寝る前に自分の時間を作れるようになったというtansukeさん。ストレッチをしたり、ゆっくりスキンケアをしたり、メイク動画を観て研究したり、セルフケアを中心に、リラックスして過ごしているといいます。

「おふろは息子と一緒に入るのでゆっくりバスタイムを楽しむ、というわけにはいかないのですが、夫が帰ってきた時は夫に息子のおふろを担当してもらっているんです。そのときは、ひとりでゆっくり湯船に浸かっています。『そろそろグズっちゃうかな?』とつい心配してしまうのですが(笑)、この時間はすごくありがたいです」

tansukeさん親子がおふろに入っている間の猫ちゃんたちも、とってもマイペースなのだそう。

「おふろに入る時、脱衣スペースにバスタオルをあらかじめ広げておくのですが、私たちが出てくると猫たちがそこで香箱座りをしていることがあるんです。それがすごく可愛くて!そういう姿に日々癒されているのも、私のストレス軽減につながっているのかもしれませんね。子育てでいっぱいいっぱいになることもありますが、そんな時は『猫吸い』をさせてもらって乗り越えています(笑)」

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しっかり者の兄・たんすけ君と、甘えん坊の弟・ちゃちゃ君の可愛い兄弟。

家族みんなの幸せがずっと続くように

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終始笑顔でインタビューに応じてくれたtansukeさん。大変な忙しさの中でも、暮しを楽しんでいる様子が伺えます。毎日をすこやかに乗り切るコツは何なのでしょうか?

「今はこんなに元気にしていますが(笑)、産後はやっぱり大変なことも多くて、頑張りすぎてしまった時期もありました。でもそれは自分の真面目な性格のせいだと分かっていたので、どうせ1人でやるのだから『こうしなきゃいけない』や『こうあるべき』をやめて、自由にやってみよう、と思ったんです。そうするとだいぶ気持ちが楽になって、むしろこの生活を楽しめるようになりました」

猫ちゃんたちを飼っていて、大変だなと思うことはありませんか?

「むしろ、2匹の存在が大きな支えや癒しになっています。たんすけはすごくしっかりしたお兄ちゃんという感じで、いたずらもほとんどしません。ちゃちゃはたまに家具などで爪研ぎをしようとすることもありますが、それも『可愛いからいいか!』と思えてしまうんですよね(笑)」

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お気に入りの窓際で、思い思いにくつろぐ2匹。

「最近は、息子がお昼寝から起きると『赤ちゃんが起きたよ』と猫たちが教えてくれたり、ミルクをあげていると足元に集まってきたりするんです。息子にも猫たちの撫で方を教えたりして、少しずつ距離を縮めているところです。もうすぐ猫たちもシニア期に入るのでしっかりケアをしながら、猫も人間も、みんなの幸せが長く続くように、みんなにとって心地よい暮しを心がけていきたいと思っています」

月に一度のゆっくりバスタイムや寝る前のセルフケア、そして愛猫たちの存在によって、自分のご機嫌を上手に取っているtansukeさん。暮しの中の忙しさや大変さも、自分の気持ち次第で心地よくすこやかなものに変えていけるヒントがたくさん詰まったお話でした。今回ご紹介したtansukeさんのように、”自分のご機嫌を上手に取る方法”を探してみてはいかがでしょうか。

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