「夜、眠れない」は夕食の時間を見直して!熟睡に最適な食事のタイミング
「夜中に目が覚める」「眠りが浅い」など、身近にある睡眠の悩み。こうした睡眠トラブルは、もしかすると夕食の時間が関係しているかもしれません。このコラムでは、睡眠にフォーカスした食事のタイミングについて解説していきます。
快眠を目指そう!夕食のベストタイミングは?
夕食の時間は、個人のライフスタイルはもちろん、残業で帰宅が遅いなどその日の状況によって変わります。まずは少しでも熟睡できる日が増えるよう、快眠という視点から考える夕食のタイミングをまとめてみました。
夕食は就寝の3時間前までが目安
一般的に、食べた物が消化されるまで2〜3時間かかるといわれています。つまり、理論上では「夕食=寝る3時間前までに食べ終わる」が理想。食後は胃や腸が活発に働いているため、胃に食べ物が残った状態で眠ると胃に負担がかかり、眠りそのものが浅くなってしまうことも。生活スタイルにもよりますが、就寝時間から3時間前を逆算して夕食を設定し、就寝までの時間はゆっくり過ごすことが快眠への近道となりそうです。ただし、食後すぐの入浴は消化活動を妨げる可能性があります。さらに入浴直後の就寝も、交感神経が刺激された状態となり、寝つきが悪くなることも。個人の生活スタイルに左右される部分はありますが、睡眠に視点を置くと「食前の入浴」が合う方もいます。
遅い時間の夜食に注意
帰宅は遅いけど就寝時間を変えたくない場合は、夕方におにぎりや栄養補助食品を食べておくと、遅い時間の夕食でも量を減らすことができ、胃腸の負担を軽減できます。その場合は、消化されにくい揚げ物を控え、雑炊など胃にやさしい料理を選びましょう。つい手を伸ばしてしまう夜食のお菓子やデザート類は、快眠という視点で考えると避けた方が安心。寝る前のお酒も、飲み過ぎてしまうと、トイレで起きたり、いびきをかいたりと睡眠の質を下げる可能性があります。アルコールを飲むなら、早い時間に帰宅した時などマイルールを決めてみるのもおすすめです。もちろん、コーヒーなどカフェインを含む飲み物も寝つきが悪くなる原因に。温かいドリンクを飲むなら、白湯やホットミルクにしてみましょう。理想通りに夕食を食べるのは難しいことですが、自分のライフスタイルを見直すきっかけとして、ぜひ意識してくださいね。
ノーリツの「おふろカレンダー」で睡眠をサポート
ノーリツが発信する「おふろカレンダー」には、入浴行動による「睡眠の影響」への気づきをサポートしてくれる睡眠機能があるほか、睡眠の質と日中の眠気を偏差値で計測する「睡眠の偏差値計測」機能が利用できます。入浴と睡眠の関係による体調の変化を知るきっかけにもなりますので、この機会にぜひコラム「ねむりとくらし」と併せてチェックしてくださいね。
また、ノーリツの「わかすアプリ」をお使いの方は「あったか睡眠サポートモード」を活用するのもおすすめ。寝る時間を設定すると、おふろに入る最適な時間を算出して、アプリの通知でお知らせしてくれます。2025年7月からは、ノーリツの給湯機器を所有していなくても「わかすアプリ」で「あったか睡眠サポートモード」が使えるようになりましたので、こちらも要チェックです。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。





