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春先のドライアイどうする?目の乾燥を和らげる温活ケア
空気が乾燥しやすく、暖房や花粉の影響も重なって、目の乾きや疲れを感じる人が増えやすい春先の季節。そんなドライアイの症状には、まぶたや目元をじんわり温める「温活ケア」が効果的です。目のうるおいと快適さを少しでも取り戻すためにはどうすればいいのか。このコラムでは、ドライアイになる理由を解説するとともに、春先のドライアイ対策としておすすめの温活習慣をお伝えしていきます。
なぜ春先はドライアイになりやすいの?
春先は気温の変化が激しく、屋内外の寒暖差や、エアコン・暖房による空気の乾燥、花粉やホコリによる刺激などが重なりがち。また、春は環境の変化や生活習慣の変化でストレスを感じやすく、無意識にまばたきが減ったり、睡眠の質が下がるという人もいます。そのため、目の表面を覆う涙の水分だけでなく、油分からなる「脂の層」のバランスが崩れやすくなり、涙が蒸発しやすくなってドライアイを引き起こしやすくなるのです。「乾き・ごろつき・疲れ目」が春特有のゆらぎと重なったとき、温活で目元から整えることで、症状の軽減につながることがあります。
春先に取り入れたい温活アイケア
では、具体的にどのような方法でドライアイの症状を緩和させることができるのでしょうか。ここでは、おすすめの方法を3つまとめてみました。
ホットタオル or 湿ったタオルで目元を温める温罨法
温罨法とは、まぶたや目の周りを適温で温めることによって、涙の油分をつくるマイボーム腺の働きを整えるケア方法。まぶたを適切な温度(40~41.5℃くらい)で温めることで、マイボーム腺の油のとろみが改善し、涙の油分が目に広がりやすくなるという研究結果も報告されています。そうした中で手軽にできるのが、ホットタオルを使ったセルフケア。清潔なタオルをぬるま湯(熱すぎない40℃前後が目安)で湿らせ、軽く絞ってから目を閉じた状態でまぶたの上に乗せ、5〜10分ほど温めてあげるだけ。その後軽くまぶたをマッサージしてあげることで、マイボーム腺の油分が出やすくなります。タオルは清潔なものを使い、熱さがちょうどよいかを手の甲などで確かめてから使用しましょう。あまり熱すぎるお湯は刺激になるため避けてください。
室内の乾燥対策とまばたき習慣
室内の暖房やエアコンで空気が乾きがちな春先は、加湿器を使ったり、こまめに水分補給を心がけたりすることで、目の乾き予防につながります。また、スマホやパソコンを長時間見るときは、まばたきを意識すること。「ながら」でもいいので、まばたきを意識的に行うことで、涙の蒸発や不足を防ぎやすくなります。
入浴中や湯あがり後に温めケアを取り入れる
入浴で身体が温まった後は血流が良くなっており、目元の皮膚やまぶたも温まりやすいタイミング。ここでホットタオルやアイマスクを使うと、より効果的に温めケアが期待できます。また、湯あがり後は乾燥しがちなため、目のまわりをやさしく保湿するのもおすすめです。
春先の気候は、目にとっては乾きやすく、不安定な季節です。「身体を温めるおふろ」「目元をじんわり温めるホットタオル/アイマスク」「室内の乾燥対策」「まばたき習慣」など、日常のちょっとした工夫でドライアイ対策はぐっと身近になるはず。「目が乾く」「疲れやすい」「かすむような気がする」そんな悩みを抱えているなら、まずは「温めるケア」から始めてみてください。本格的な春に向かって、クリアで快適な視界と、目のうるおいを取り戻す手助けになるはずです。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
参考
The Optimum Temperature for the Heat Therapy for Meibomian Gland Dysfunction - PMC
