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4月7日はおなかと腸活の日。入浴が腸を動かす理由とは
4月7日は、「よ(4)い、お(0)な(7)か」と読む語呂合わせが由来の「おなかと腸活の日」。腸活と聞くと、ヨーグルトや食物繊維などの食事内容が思い浮かびますが、腸を動かす環境づくりもとても大切です。このコラムでは、入浴がどうして腸のリズムに関わるのか、血流・自律神経・腹部の温まりというキーワードを中心に解説していきます。
入浴が「腸を動かす」理由
一般的に食事が連想されやすい「腸活」という言葉。海藻やきのこ類に含まれている食物繊維や、納豆・ヨーグルトといった発酵食品は、腸内環境の改善におすすめされています。しかし、腸が正しく動くためには、身体の巡り・自律神経のバランス・体温といった全体のリズムが大きく関係しています。例えば、便秘や下腹部の不快感がある場合、冷えやストレス、眠りが浅いといった傾向があり、これらはすべて腸の動きが鈍る要因にもなります。そうした中で有効とされているのが、温活のひとつである入浴。なぜ入浴が腸を動かすのか、その理由をお伝えします。
1.血流が良くなる
温かい湯船に浸かると実感しますが、入浴は身体の表面だけでなく筋肉や内臓周りまでじんわり温めてくれます。身体が温まることで血管が広がり、血流が促進され、その結果、腸の筋肉にも栄養と酸素がしっかり届けられ、腸のぜん動運動を活発にする効果が期待できます。
2.副交感神経が優位になりやすい
心拍数をあまり上げない38〜40℃の湯温で入浴すると、自律神経のうち副交感神経が優位になります。この副交感神経は「休息・消化」に関係する神経で、リラックス時や睡眠時に働き、腸のぜん動運動や消化活動もまた副交感神経の影響を強く受けます。仕事や日常のストレスで交感神経が優位になりやすい現代人は、消化器が十分に動かず、便秘や胃もたれで悩むことも。入浴のように身体をやさしく温めて副交感神経を優位にすることは、心身の不調を和らげることにもつながります。
3. 腹部が温まると腸の働きが活性化しやすい
おなかまわりが冷えていると、腸は動きにくくなるといわれています。温かい湯船に浸かることは腹部だけでなく骨盤周りまで温まりやすく、腸の筋肉そのものの動きが活性化しやすくなります。
夜のおふろと腸活は相性バッチリ!
「腸活」と「入浴」は、相乗効果が期待できる時間帯の組み合わせもあります。特におすすめなのは、夜〜就寝前のおふろタイム。入浴中は深呼吸で副交感神経を刺激し、入浴後は、温かいハーブティーや白湯を一杯。髪を乾かしてひと息ついたところで、腹部に手を当て「の」の字を描くようにやさしくマッサージするとリラックス効果もアップ。こうした一連の流れが睡眠の質を高め、翌朝の排便リズムにつながります。
「腸活=食事」と思われがちですが、食べるだけでなく腸を動かす環境を整えることも大切です。誰でも簡単に実践できる入浴は、温活と腸活のハイブリッド。4月7日のおなかと腸活の日をきっかけに、夜のおふろタイムを「腸を目覚めさせる時間」に変えてみてはいかがでしょうか。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
参考
お風呂で便意を感じるのはなぜ?腸を整える効果的な入浴法 - EPSOPIA
【医師監修】便秘は体を温めると解消する?期待できる効果とやり方を解説 コラム|便秘解消! | 酸化マグネシウムE便秘薬|健栄製薬
副交感神経が優位になる状態とは? 心身が不調のときこそ副交感神経の活性化が必要 | 会員制医療クラブセントラルメディカルクラブ世田谷
