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身体が軽くなって肩こり、腰痛が緩和!入浴中の「浮力作用」で全身の血行促進!
入浴した後は身体が軽く感じ、リフレッシュした気分になりますよね。その理由は身体の汚れが落ちるからだけではなく、3つの物理的作用が働くからです。「浮力作用」「温熱作用」「水圧作用」。これらは、身体にさまざまなメリットをもたらしてくれる入浴ならではの作用です。今回のコラムでは、3つの作用のうちのひとつ「浮力作用」にスポットを当てて、くわしくお伝えしたいと思います。
浮力作用とは?
浮力作用とは、水の中に入ると陸上にいるときに比べ身体が軽くなり、身体の負担が軽減されるように感じることです。入浴した状態での体重は、約9分の1となりますので(例:体重60㎏の場合→約6.3㎏)身体が軽くなったような感覚になります。
浮力作用による3つのメリット
浮力作用には具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。3つのメリットをまとめてみました。
1.肩こりや腰痛予防になる
浮力作用によって、身体を支えている筋肉・関節の負荷は軽減されます。そのため、緊張しやすい肩や腰の疲れは緩和されやすくなり、肩こりや腰痛の予防となります。
2.冷え対策になる
たっぷり肩までお湯に浸かると、浮力作用は全身に働きます。広範囲の筋肉がリラックスすれば血行促進へと繋がるので、冷え対策にもピッタリと言えるでしょう。
3.脳がほぐれてスッキリした気分になる
浮力作用によって緊張が和らぐのは、身体の筋肉だけではありません。浮力作用は脳の緊張もほぐしてくれるため、疲れた脳のリフレッシュにもなります。
おふろの「浮力作用」の恩恵を受けよう
おふろに浸かることによっておこる「浮力作用」には、特別な準備や道具もなくメリットがたくさんあります。
- 肩こりや腰痛に悩む人
- 冷え症の人
- なんとなく頭がスッキリしない人
上記に当てはまる方は「浮力作用」に頼ってみるのも◎。入浴中、ゆっくりおふろに浸かりリラックスしながら心も身体も軽快にしてくださいね。
- あたたまりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
参考
GOSHU: https://www.goshu.co.jp/bathoem/batheffect/