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春はストレスで冷える!?新生活の自律神経を整え方
春は気温の寒暖差や気圧の変動など、天候が変わりやすい季節です。日中はぽかぽか過ごせても夜になるとグッと冷え込む…なんてことも多く、身体がその気温の変化についていけないことも少なくありません。こうした気候の影響から自律神経が乱れ、冷え性や疲労感、肩こりなどの不調が現れやすくなります。そして春は進学や就職など新生活が始まるタイミング。環境の変化によって自律神経が乱れやすくなるともいわれています。このコラムでは、春にオススメの自律神経を整える方法についてご紹介します。
自律神経とは?
自律神経系とは、血液の循環や体温、呼吸といった身体の器官を調節する機能をもつ神経系を指し、自律神経は交感神経と副交感神経と呼ばれる2つの神経から成り立ちます。交感神経は主に日中に活動している時やストレス・緊張を感じている時に働く心身を活発にする神経。副交感神経は主に夜や睡眠時、リラックスしている時に身体を休める働きをする神経です。この2つの神経のバランスが崩れると身体の冷えやだるさ、不眠、免疫力の低下に繋がりやすくなります。言い換えれば、自律神経を整える=身体の健康をキープすることになるのです。
おすすめの予防と対策
自律神経は自分でコントロールできるものではありませんが、バランスを乱さないための予防と対策ができます。
1.寒暖差に対応できる服装
春は日中と朝晩の温度差が激しい季節。温度調節ができるようコートやパーカー、カーディガン、ストールなど簡単に脱ぎ着できるものを身に付けましょう。皮膚の薄い手首足首、首元を冷やさないようにすることがポイントです。
2.適度な運動
運動するとセロトニンという自律神経のバランスを整える神経伝達物質が分泌されます。ウォーキングや水泳などの有酸素運動がおすすめですが、ご自身の好きな運動でOK。気軽に取り入れられることから始めてみましょう。例えばエレベーターではなく階段を使用する、仕事中は正しい姿勢を意識する、歩幅を広くする…といった身近なところから始めるのもおすすめです。
3.食事を摂る
欠食なく食事をすることは健康な体をつくる基本。消化時は副交感神経が優位になり、身体を休息モードへ導きやすくします。朝食は睡眠時に下がってしまった体温を上げる働きも期待できますので、必ず摂るようにしましょう。
その他にも朝日を浴びて交感神経を活性化させる、シャワーではなく湯船に浸かる、十分な睡眠をとるなど、自律神経のバランスを乱さないよう意識して生活することが大切です。疲れが気になる方は、ぜひ取り入れてみてください。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。
参考
TSUMURA: https://www.tsumura-yakuyoshu.jp/care/spring/2018/index.html
山梨県厚生連: https://www.y-koseiren.jp/special/health/3040
サワイ健康推進課: https://kenko.sawai.co.jp/healthcare/201804-02.html