栄養バランス満点で体調管理におすすめ!効果的に身体をあたためる「鍋具材」はこれ!

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春に向かうとはいえ、まだ少し肌寒い日が続く今の時期は、鍋料理が美味しい季節。栄養バランスを考えて食材を選べば、効果的に身体を温めてくれる体調管理にピッタリな「鍋」が作れます。このコラムでは目的別におすすめしたい鍋料理を紹介します。

目的別おすすめ鍋具材

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今の時期に美味しくいただける鍋料理。身体の状態に合わせたおすすめの鍋具材を紹介しますので、いつもの食材選びの参考にしてみてください。

健康を意識したい方におすすめの鍋具材

気温がグンと下がる日は、免疫力の低下が気になる季節。身体の健康を第一に考えるのであれば、身体を作るたんぱく質を積極的に摂取することがおすすめ。肉、魚、卵、大豆製品といったたんぱく質が豊富な食材はもちろん、食物繊維やβ–グルカンなど免疫力アップに欠かせない栄養が含まれているキノコ類、そして人参やカボチャといった緑黄色野菜には身体の調子を整えてくれるビタミンが豊富に含まれています。特にビタミンAは細菌やウイルスを殺す役割であるマクロファージという食細胞を増強してくれる効果が期待できますので、インフルエンザや風邪が流行る時期に摂り入れたい食材です。

疲れ気味の時におすすめの鍋具材

日中と夜の気温差がある日は、疲労が溜まりやすくなります。そんな疲労回復を意識した鍋に摂り入れたい栄養素はビタミンB群。出汁によく使われるカツオや鍋具材で人気の豚肉などに多く含まれており、糖質・脂質・たんぱく質を効率よくエネルギーに変換してくれます。また、鍋に入れると美味しいねぎ類には疲労回復が目指せる「アリシン」が豊富に含まれており、ビタミンB1と結びつくことで疲労回復効果が長く体内にとどまってくれます。

冷え対策におすすめの鍋具材

冷え対策を目指す鍋料理なら、大根やごぼうなどの根菜といった具材に注目。根菜は水分が少ないことに加え、ビタミン・ミネラルを多く含んでいるため、血液の巡りを良くする作用や、毛細血管が弱らないよう助ける作用が期待できます。また、唐辛子や生姜といった香辛料も身体を温める鉄板食材。唐辛子には「カプサイシン」、生姜には「ショウガオール」と呼ばれる成分が含まれており、どちらも身体の燃焼効果を高めてくれます。鍋料理と相性がよく風味が増すだけでなく、味の変化を楽しむこともできます。

体調管理に◎!甘酒を使った鶏団子鍋

野菜がたっぷり食べられて栄養満点の鍋料理ですが、毎日グリル部では「甘酒」を使った鍋料理レシピを公開中。甘酒は「飲む点滴」といわれているほど栄養価が高く、プロテアーゼという酵素が血液促進作用で身体を温めてくれます。体調管理と温活が一緒に叶うことも期待できるレシピですので、ぜひ鍋料理の参考にしてください。

きのこと鶏団子の甘酒仕立て鍋

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鶏団子、水菜、キノコ類を鍋に入れて甘酒と生姜を加えた出汁で20分ほど煮込めば完成。最後に梅肉を入れても美味しく仕上がります。甘酒で作る鍋は、深い甘みと旨みが味わえる鍋料理。「温活メニュー」としておうちごはんのメニューに加えてみてはいかがでしょうか。

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気温が低い日は、あったかいお鍋で「身体の内側からの体調ケア」を取り入れてみてくださいね。

  • 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
  • ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。

参考

からだにいいこと: https://www.karakoto.com/22790/

発酵美食: https://www.marukome.co.jp/marukome_omiso/hakkoubishoku/20200918/13030/

アリナミン: https://alinamin.jp/tired/fatigue-recovery.html

月桂冠: https://www.gekkeikan.co.jp/RD/health/amazake02/

世田谷自然食品: https://www.shizensyokuhin.jp/archives/articles/86

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