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春とはいえ、油断大敵!うっかり身体を冷やさないための「着る順番」とは?
春とはいえ、まだまだ寒さが気になる季節。うっかり身体を冷やさないための対策として手軽にできるのが重ね着。重ね着の効果を上げるために「着る順番」が大切ということをご存知でしょうか。誤った順番は逆効果になることも。このコラムでは、正しい重ね着のポイントをご紹介します。
調整しやすい上手な重ね着を
春の初めは「まだまだ寒いからと、構えてしまい、ついつい厚着になりやすい季節。効率的な重ね着をすることで温活効果を高めたい場合には、着る順番を考えることが非常に重要です。例えば、重ね着をし過ぎて「温かいけれど汗をかいてベタベタしてきた」という経験はありませんか。着る順番を間違えたり服の組み合わせが悪かったりすると、温度調節がうまくいかないことがあります。
温活効果を高める正しい着る順
温活効果を高める重ね着の順番は、以下のコツを覚えてしまえば今日からすぐに活用できます。ご自身の持っている洋服のラインナップと照らし合わせてみてくださいね。
1.ベースウェア(インナー等)
一番内側に着用するのは、インナーやコンプレッションといったベースウェアです。直接肌に触れるベースウェアは、保湿性や吸汗性を兼ね備えた機能性の高いものがおすすめ。吸汗速乾性のあるタイプは汗をすばやく吸収することに加え、サラッとした肌触りで乾くのも早くて重ね着の肌着に向いています。綿(コットン)のインナーも汗を吸う素材ではありますが、綿は体温を低下させてしまう可能性があると覚えておいてくださいね。
2.ミドルウェア
ベースウェアの次はミドルウェアです。ミドルウェアは防寒や保湿といった役割を持ち、身体の内側からの熱を溜め込みつつ外からの冷気を遮断できるよう、空気の層を作りやすい素材がおすすめです。具体的に挙げるとニットやセーターがこれにあたります。薄手のミドルウェアを1~2枚着用すると、脱ぎ着もしやすく温度調節にもなります。
3.アウター
とっさの防寒だけでなく、防風や防水に重要な役割を果たすのがアウター。外気に接するため防水性はもとより、湿気を通す透湿性や防風性に優れたものを選び、急な気温の低下から身体を守りましょう。フィットしすぎない、少しゆとりのあるサイズを着用すると空気の層ができやすくなり保温性が高まります。
温活効果が高まる正しい重ね着順と組み合わせて、着脱しやすい手袋やマフラーなどの小物類を持ち歩いておくのも◎。お住まいの地域や、その日の活動内容にあわせて服の種類や素材を選んでみてくださいね。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。