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寝汗をかいたら放置しない!寝る前と翌朝にできるおすすめケア
翌朝のにおいが何となく気になる寝汗。実は、いい睡眠のために寝汗をかくことは良いとされているケースもあるんです。大事なのは適度に汗をかき、翌朝はにおいケアをすること。このコラムでは、寝汗が睡眠のために良いとされる理由と、寝汗のにおいケアについてまとめました。温活を意識されている方、寝汗について悩んでいる方は、参考にしてくださいね。
寝汗が良いとされる理由
いい眠りにつくために、適度な寝汗をかいた方がいいとされる理由はどのようなところにあるのでしょうか。そもそも人は、体温を下げることで深く眠ろうとします。そのため、汗をかいて熱を外に逃がし、蒸発させることで体温を下げます。つまり深い睡眠に寝汗は欠かせないということにつながります。とはいえ、夜中に目が覚めてしまうほど寝汗をかいてしまう場合は要注意。睡眠が遮断され、睡眠の質が低下してしまいます。だからこそ「適度な寝汗」がよしとされるのです。
不快な寝汗をかかないためには?
不快にならない、適度な寝汗をかくにはどうすればよいでしょうか。おすすめの方法を紹介します。
吸湿性のよいパジャマ・シーツを選ぶ
多少汗をかいても、吸湿性の良いパジャマを選べば朝まで快適な眠りが期待できます。せっかく選ぶなら、おすすめは天然素材のもの。綿は吸水性や吸湿性に優れており、麻は丈夫で汗を素早く吸収、放熱するため夏にぴったりの素材です。パジャマだけでなく、ベッドシーツを速乾性に優れた素材にするのもおすすめ。夏場なら、触るとひんやり気持ちいい冷感シーツも◎です。
寝る前にコップ一杯の水を飲む
寝汗をたくさんかいてしまうことを恐れて、寝る前に水分を控えることはNG。身体の水分が少ない状態でかく汗は、ベタベタして質が良くないとされています。不快に感じやすく、睡眠の妨げにつながる場合もあります。逆に睡眠前、水をがぶ飲みするのもあまりよしとされていません。夜中に目が覚めてトイレに行きたくなるなど、睡眠の妨げとなる可能性があります。おすすめは、コップ1杯の水を少しずつ補給すること。汗をかくとミネラルも失われてしまうので、ミネラル豊富でノンカフェインである麦茶もおすすめです。
通気性のよい寝具を選ぶ
パジャマやシーツに加えて、枕やマットレスも通気性のよいものを選ぶことで、寝汗をかいた時の蒸れが軽減できて眠りやすくなります。枕は、そばがら・パイプ・羽毛(ダウン)・ファイバーなどの素材を使ったものにすると、頭に熱がこもりにくくなることが期待できます。マットレスにおいて通気性が良いとされているのは、コイルマットレスです。マットレス内部に風が通りやすいので、湿気を溜めにくいとされています。
寝汗のにおいは翌朝に対策
寝汗をそのまま放置すると、汗をエサに菌が繁殖してしまい、においの原因に繋がります。朝起きた翌朝は、さっとシャワーを浴び、汗をリセットすることで寝汗のにおいを抑えることができます。とくに耳周りや首元は角質が出やすく、においやすいので念入りに洗いましょう。
良質な睡眠のためには、良質な寝汗をかくことが大切です。就寝前の工夫で、いい寝汗をかける環境づくりを。寝汗をかいた翌朝はシャワーでスッキリさせて、におい対策をしてはいかがでしょうか。きっと気持ちよく朝を迎えられると思います。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。
参考
ESSE online: https://esse-online.jp/articles/-/1704
健康ぷらざ: https://www.med.or.jp/dl-med/people/plaza/430.pdf
セシール: https://www.cecile.co.jp/genre/g1/1/BD/article121/
ビーナスベッド: https://www.bedroom.co.jp/contents/4862
WENELL: https://nell.life/wenell/3186/