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スキマ時間にできるカンタン温活!身体の中から温める呼吸法
健康な人は、とにかく冷え知らず!不規則な生活や運動不足による筋肉量の減少など、さまざまな理由から、現代人は老若男女関係なく「冷え」を感じている方が増えているといわれています。「冷えは万病のもと」と昔からいわれるように、肩こりや腰痛、不眠といった体の不調を招きやすいのが冷え。このコラムでは、身体の中から温める呼吸法を紹介します。場所を取らない、お金もかからない、今すぐできる温活法です。
なぜ「冷え」は身体の不調につながる?
そもそも「身体を冷やすのは良くない」と言われるのは、なぜでしょう?理由は「冷え」を放置すると代謝や免疫機能が低下し、生活習慣病や病気のリスク上昇が起こりやすくなるからです。人は疲れやストレスが溜まると自律神経が乱れ、体温調節機能が正常に働かず、手足の血液量が抑制されてしまう傾向があります。血液に必要な栄養素や酵素、エネルギーを運び、身体を温める、この働きが正常に行われないと「冷え」をはじめ、肩こりや不眠、肌トラブル、アレルギー、むくみ、生理痛といった症状につながる可能性があるのです。
「呼吸」で身体を温めよう
身体を温める方法は数多くありますが、ここでご紹介するのは、呼吸法です。誰でも簡単にできますので、呼吸法を使って身体をぽかぽかにしましょう。
【腹式呼吸】
多くの方が知っている腹式呼吸は、温活におすすめとされる呼吸法のひとつ。副交感神経優位の状態を作り出してくれるので、リラックス効果も期待できます。やり方は、下記の通りとても簡単です。
- 鼻から息を吸い、ゆっくりとお腹を膨らませる
- ゆっくりお腹へこませながら、口から息を最後まで吐き出す
- 1と2を約1分間、交互に繰り返す
【息止め深呼吸】
「息止め深呼吸」とは、息を吸って2~3秒間、息を止めてから息を吐くという呼吸法。ポイントはゆっくり呼吸する、そして鼻から息を吸うことです。息を吐き出すときは、鼻と口どちらからでも構いません。3回を1セットとして行います。
- ゆっくり鼻から息を吸って、ゆっくり鼻から息を吐き出す(1回目)
- 1よりゆっくり息を吸う。2~3秒息を止め、1よりもゆっくり息を吐き出す(2回目)
- 3よりゆっくり息を吸う。可能な限り息を止め、2よりゆっくり息を吐き出す(3回目)
「手足が冷たいかも?」と思ったら、簡単にできるのが呼吸法による温活。ご紹介した2つの呼吸法は、スキマ時間があれば、いつでもどこでも簡単に実践できます。温活、やってみたいな!と気楽な気持ちから始めたい方にもおすすめですよ。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。
参考
Yomeishu: https://www.yomeishu.co.jp/health/mibyou_prevention/hie_sign/p6.html