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朝が辛い方に朗報!低血圧さんにオススメしたいおふろの入り方
低血圧の方は、朝起きるのにも一苦労。ふらつきやめまいが起こりやすいといった不調を感じることなく毎日を元気に過ごしたいですよね。このコラムでは、低血圧の方におすすめしたい入浴法を紹介。いつものおふろ時間プラスαで身体のだるさをスッキリさせてくださいね。
高血圧と低血圧、なにが違う?
血圧とは、血管の中を流れる血液が血管の壁を押し広げる力をいいます。血液が血管の壁を押す力が強くなるほど血圧は高くなり「高血圧」になり、生活習慣病など身体にさまざまな悪影響を及ぼします。一方、血圧を一定に調整する機能が低下すると「低血圧」になります。低血圧はそれほど重篤な病気に繋がらないと思われがちですが、目覚めの悪さや不眠、めまいや頭痛、全身のだるさといった日常生活を送る上での不調が出やすくなります。
低血圧の不調を軽減する入浴法
低血圧の方がおふろに入る際、入浴によって血管が拡張することで湯船から出るときに立ちくらみや脳貧血を起こしやすいといわれています。身体に負担をかけないよう、低血圧に悩まされている方にオススメの入浴方法を紹介します。
入浴前後にコップ一杯の水を飲む
身体が温まり血管が拡張する分、血管を通る循環血液量を増やすためにも水分補給は欠かせません。脱水も防げるので、入浴前後の適度な水分補給は必須。できれば塩分と一緒に摂取することがおすすめです。また、食後は胃腸などの消化器に血流が集中しますので、食後のおふろは1時間以上時間を空けてから入浴しましょう。
温冷交代浴をする
温かい湯と冷たい水を交互に浴びる温冷交代浴は自律神経のバランスを整える効果が期待できます。少し熱めの湯船に3分ほど浸かり、浴槽から出て冷たい水シャワーを手足に10秒ほどかけます。これを4〜5回ほど繰り返すことで血管が活性化されるほか、自律神経の本来の働きを取り戻せます。最後は水シャワーで終えると、皮膚が引き締まり保温効果が得られるといわれています。
朝シャワーで目覚めのスイッチ
なかなか目が覚めない低血圧さんの朝は、シャワーを浴びることがおすすめです。睡眠でリラックスした状態(副交感神経優位)から活動スイッチ(交感神経)に切り替えられ、頭もすっきりするはずです。
微妙な不調を感じやすい低血圧という症状。毎日のおふろ時間を活用して体質改善を目指し、不調に悩まされない身体を手に入れてくださいね。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
参考
乾卯栄養科学株式会社: https://inuiu.co.jp/高血圧、低血圧のお風呂の入り方/
北陸健康センターアラピア: https://www.arapia.jp/blog/post_309/