睡眠の質を上げる「耳温活」知ってる?スキマ時間を有効活用!耳の疲れを和らげる方法

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デジタルデバイスやマスクの使用が日常にある昨今、意外と疲れているのが「耳」。このコラムでは、誰でも簡単に取り入れやすい耳温活の方法をお届け。頭痛や耳鳴りに悩まされている方はもちろん、睡眠の質を高めたい方にもおすすめのケアです。

耳疲労を引き起こす原因

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日常生活を過ごすだけでも、実は疲れている耳。生活音やクルマ・電車の音などさまざまな音に触れる上、イヤホンで音楽を聞いたりドライヤーで髪を乾かしたり、騒音だと感じていない音でも耳にとっては負担になっていることがあります。さらに近年は、コロナ禍による影響でリモートワークが取り入れられるようになり、ヘッドフォンやイヤホンを使用する機会も増えました。これにより、耳疲労を引き起こしやすい環境になったといえます。

耳疲労を放置するとどうなる?

耳疲労をそのまま放っておくと、さまざまな不調が現れます。例えば、耳鳴りやふらつき、めまい、気だるさ、疲れやすさ、頭痛など全身への体調不良へと繋がる恐れも考えられます。また、就寝中も常に働いている聴覚は、疲労によって音に対して過敏に反応してしまい、寝付きの悪さや眠りが浅くなるといった睡眠への影響も心配されます。

耳の疲れを和らげる「耳温活」やり方は?

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耳の疲れをやわらげると、体調を整えることはもちろん睡眠の質が高まる可能性も期待できます。この耳疲労を緩和するには「耳を温めるケア」がおすすめ。耳が温まると副交感神経が優位になり、末梢の血管が拡がって血流が改善されることが期待できます。ここでは3つおすすめの方法を紹介します。

1.カイロで温める

耳は、デスクワークや動画の視聴など集中力が高まったときにも疲労が溜まりやすくなります。そんな時にスキマ時間を使ってできるのがカイロで耳を温める方法。耳をカイロで1分ほど包み込むだけで頭や首のあたりが軽くなります。

2.オイルで耳つぼマッサージ

耳のつぼをオイルマッサージで刺激する方法は、深いリラックス効果があり、不眠や難聴、顔のこわばりを取り除き、身体を温める効果があるとされています。なかでも、ホワイトセサミオイルは温め効果が高いとされていて、湯煎で人肌に温めてから耳に塗布し、気持ち良い強さと角度で耳を引っ張るようにマッサージすると耳の血流が良くなり自律神経が整います。

3.耳あてやマフラーで耳を温める

寒暖差が気になる季節へと向かう中、夜の時間帯など肌寒い日の外出時は耳あてをしたり、ストールや帽子で耳を覆うようにすると◎。冷えないための「温めファッション」が有効です。

耳の疲れを普段から意識すると、意外に疲れが溜まっていることを実感します。耳つぼを刺激するだけでも耳がポカポカして自律神経を整えてくれますので、試してみましょう。リラックス効果が高い入浴時間に行うのもおすすめですよ。疲れたなと思ったらぜひ「耳温活」チャレンジをしてみてくださいね。

  • 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
  • ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。

参考

小林製薬: https://www.kobayashi.co.jp/newsrelease/2022/post_23/

ARYURVIST: https://aryurvist.theshop.jp/blog/2022/05/12/140528

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