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見るだけで体感温度アップ?今日からできるズボラ温活
世の中にはさまざまな温活がありますが、何から始めればいいのかな?と思うこともあります。いざチャレンジしても、習慣化できなくて長続きしなかったり、忙しくて忘れてしまったりすることもあるでしょう。そこで今回は、日常の中でサクッと取り入れられる「色を使った温活」を紹介します。服やインテリアなど身の回りにあるもので実践できますので、ぜひ参考にしてくださいね。
色には「寒色」と「暖色」がある
色には赤やオレンジといった「暖色」と青やグレーなどの「寒色」があります。この色について、人間は無意識に「暖色」を見ると暖かく感じ、「寒色」を見ると冷たく感じるといわれているのをご存知でしょうか。例えば、炎が燃えている写真をみると、実物が目の前にあるないに関係なく、なんとなく「熱い」「暖かい」と感じること。逆に氷一面の北極の写真を見て、実際に北極にいないのに「寒い」「冷たい」と感じる。このように、私たちは無意識に色を判断しているのです。
なぜそう感じるの?
では、なぜ「色を見る」だけで温度を感じ取れるのでしょうか。さまざまな論文や研究がされているそうですが、一説によると、私たちが生きてきた中での経験が大きく影響しているといわれています。また、遠い昔の祖先から積み重なった感覚が受け継がれて、このような色彩感覚が形成されたともいわれています。まさに人体の不思議ですね。
彩度によっても感じ方が違う
「暖色」「寒色」といった色の種類だけでなく、「彩度」からも温度感覚は違うとされています。はっきりとした鮮やかな色だと、その感覚はより強く感じ、逆に淡い色や曖昧な色だと、感じ取れる温度感もあいまいになります。
今日からできる「色」を使った温活方法!
色は、見るだけで温かさを感じられる効果があることがわかりました。この効果を使って、賢く上手に体感温度をアップして温活を始めてみましょう。
身近に取り入れられる実例なら、いつもの着ている服や下着に暖色系の色を取り入れてみてください。また、家具やインテリアに赤やオレンジ、ブラウン、ベージュなどを選ぶのも効果が期待できます。家の中を照らす照明も同じ。蛍光灯のような白っぽい光より暖色よりの色味にすると、夜の時間帯もどこか温かさを感じられるのでおすすめです。
このように、日常の中で手に触れるもの、目に入るものを暖色系に変えるだけでOKです。暖房のような温かさとはまた違いますが、身体に負担をかけることなくできますので、少しずつ意識してみましょう。色温活で寒さを和らげてくださいね。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。
参考
シーシーエス株式会社公式サイト: https://www.ccs-inc.co.jp/guide/column/light_color/vol41.html