秋の冷え対策!素材別で見る、肌着選びのコツは?

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夏の暑さがやわらいでくる、これからの季節。冷えや寒さ対策が気になる時期でもありますが、実は肌着の素材や着方によって快適さや保温効果が変わるのをご存知でしょうか。このコラムでは、今すぐ参考にしてもらえる肌着選びのコツをご紹介します。いつも着ている肌着、この機会に見直してみてくださいね。

肌着の素材選び

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肌に直接触れる肌着は、肌触りがやさしく、肌への負担が少ない素材であることが大切。体を締め付けがないものを選びましょう。また、秋は過ごしやすい気温とはいえ、寒暖差が気になる季節。汗をかいた時と肌寒くなった時の両パターンを考慮して素材を選ぶことがポイントです。とくに汗をかきやすい方は、速乾性と保温性が高い素材を選ぶようにしてみましょう。加えて秋から冬は、乾燥対策もしっかり備えたいところ。静電気が起こりにくいかどうかもしっかり見ていく必要があります。

秋におすすめの肌着素材は?

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では具体的にはどのような素材を選べばいいのでしょうか。ここでは素材選びのポイントを踏まえて3つ紹介していきます。

【シルク】

なめらかな肌触りが特徴のシルクは、汗を適度に吸って発散してくれる素材です。繊維の間に空気がたくさん含まれるので気温に影響されにくいのもポイント。寒暖差が激しい秋でも快適に過ごせます。

【ウール】

秋冬の定番素材であるウールは、湿気や汗を吸ってくれる素材。肌のベタベタを防いでくれるので着心地いいものが多くあります。保温性があり、汗をかいた後も体温が奪われにくく、冷え対策にもつながります。

【ポリエステル】

肌の当たりがいいポリエステルは、速乾性があるので汗をかいても乾きやすいのが特徴。熱がこもりにくく、体温の上昇をやわらげてくれます。

秋冷え対策にひと工夫!

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素材選びと同じように、ちょっと目を向けたいのが肌着の着方。ひと工夫するだけで温かさの感覚が変わります。例えば、異なる素材の肌着を重ね着すると、快適さと保温性の両方がまかなえます。肌着によく使われる素材のひとつにアクリルを見かけますが、反面吸湿性が低いのでムレやすいという性質があります。そこで試していただきたいのが、ムレにくく吸湿性の高い綿混を内側に着ると、温かさをキープしながらムレにくいという快適な着心地が期待できます。また、直接肌に触れる肌着は少し大きめサイズがおすすめ。肌と肌着の間にあたたかい空気の層ができ、保温性がさらに高まります。

自分の肌に長時間触れ続ける肌着は、快適に過ごせることが何よりも大事。コラムを参考に、素材選びと着方を工夫して、しっかり秋冷え対策をしてはいかがでしょうか。

  • 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
  • ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。

参考

グンゼ: https://www.gunze.jp/kigocochi/article/1s201910-01/

キナズ: https://www.kinazu.jp/c/feature/material

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