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温活+アロマは快眠の最強コンビ!身体を温めて熟睡したい人におすすめの「香り」は?
眠れない、疲れが取れない方に試していただきたいアロマ。身体を温めてくれるのはもちろん、香りによるリラックス効果も期待できます。とはいえ、アロマの香りはその数なんと300種類近くあるといわれており、「どれがいいの?」と逆に選べなくなることも。思いますよね。このコラムでは、温活におすすめの香りをまとめてご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。
今さら聞けないアロマの効果
アロマは身近な存在ではありますが、その効果やメカニズムは意外と説明できないもの。まずは、「アロマ効果」のメカニズムから解説していきます。
まず、五感のなかでも脳がダイレクトに感じられる唯一の感覚が「嗅覚」です。鼻から香りが入ると、視床下部という自律神経やホルモンのバランスを司る器官に働きかけます。この働きかけによって自律神経の副交感神経優位になることで、身体の緊張が緩まってリラックスできるのです。マッサージやヨガでアロマを使うのは、身体の緊張を緩め、身体を香りからほぐして温める効果が期待できるからといわれています。
快眠におすすめのアロマ3選
数あるアロマのなかでも、今回は快眠効果が期待できるおすすめの香りを3つご紹介します。
ラベンダー
アロマといえば「ラベンダー」を思い浮かべる方がいるくらい人気の香り。フローラルな香りで癒されるとともに、緊張やストレスをやわらげてくれて自律神経を整える効果が期待されています。睡眠に特化して考えると「真正ラベンダー」が最も効果的とされています。
ゆず
落ち込みやすい方、冷え性の方におすすめとされる香り。疲労回復や免疫力向上に役立ってくれるので、風邪をひきやすい時期にも◎です。さわやかでフレッシュな香りが好きな方におすすめといわれています。
スイートオレンジ(オレンジ精油)
オレンジ精油は心身の緊張をほぐし、適度な高揚効果が期待される他、睡眠の質を上げ、朝の目覚めをスッキリとさせてくれます。甘くてやさしい香りが好きな人におすすめです。オレンジスイートと記載されていることも。
熟睡につながるアロマの使い方
熟睡を目指すアロマの使い方を知っておくと、より効果が実感しやすくなります。例えばおふろから上がって休憩してから眠るとき、まくらの近くにアロマストーンやアロマディフューザーなどにアロマオイルを数滴垂らしてほのかに香りを立たせると副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスできます。ゆっくりおふろに浸かって身体を温めることでスムーズな入眠体制になります。そこに、ラベンダーやゆず、ベルガモット、イランイランといったリラックス系のアロマオイルを取り入れることでぐっすり安眠できるでしょう。
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快眠・熟眠につながる温活+アロマのコンビ。アロマを上手に活用して温活効果・リラックス効果・睡眠効果を体感してはいかがでしょうか。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
参考
エーザイ株式会社: https://e-65.eisai.jp/maintenance/m_column/m_article007/
公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ): https://www.aromakankyo.or.jp/basics/introduction/mechanism/
くらしとアロマ: https://aromicstyle.com/blog/column/リラックスできるアイテムや香りはこれ!