汗の掻きすぎは乾燥肌の原因!温活にベストなおふろの適正温度

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楽しみにしている方も多い、おふろの時間。癒やされるし気持ちがいいからと、つい長風呂になると、肌の乾燥につながる可能性があります。肌を乾燥させないためにはどうすればいいのか。このコラムでは、おふろに入る時の適正温度や時間といった入浴する際のポイントを紹介していきます。

肌へのメリットとデメリット

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湯船に浸かるという入浴のメリットは、リラックス効果があること、そして皮膚の汚れや角質を落としやすくしてくれることです。一方、デメリットとして、表皮の表面にある角層のうるおい部分や皮脂が流失しやすくなることです。これにより肌の乾燥につながる可能性があるのです。おふろの温度が高い、湯船につかる時間が長い、こうした要因から肌内部の水分まで奪われ、乾燥をすすめてしまう原因になります。

入浴のポイント3つ

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入浴で汗を流すことそのものは健康にもおすすめですが、長時間おふろに入って汗を掻くことはダイエットにつながるわけではありません。肌が乾燥しないよう、どのような点に注意するべきか、入浴ポイントをまとめました。

1.おふろの温度

おふろの温度は、41℃以下が目安。角層内部の流出を防ぐことが第一のポイントです。そもそも41℃以上の熱めに設定した入浴は、角層の潤い部分や皮脂が流出しやすくなります。流出すると肌のバリア機能は低下、そして肌が乾燥しやすくなるのです。また熱めの入浴は、血行が促進されすぎて逆にかゆみが生じてしまうこともあります。肌への負担を考えると、少しゆるめの温度が適正と言えるでしょう。

2.入浴時間

入浴時間は長くても15分以内がベスト。前述にも記したように長時間の入浴はうるおいいや皮脂が流出につながり、乾燥の原因になります。さらに「脱水症状」や「のぼせ」を起こすことも考えられることから、長時間の入浴は避けた方が健康のためといえるでしょう。

3.入浴後のスキンケア

入浴後は10分以内を目安に保湿してあげましょう。入浴後、時間が経つほど肌表面の水分が奪われていきますので、入浴後は早い段階で保湿剤を顔・身体に塗ることをおすすめします。スプレータイプの化粧水など、短時間でぱぱっとできるスキンケアを脱衣場にあらかじめ用意しておくとスムーズにできます。保湿剤の種類もいろいろありますが、ご自分の肌に合ったものが一番。代表的な保湿成分として、セラミドやヒアルロン酸、アミノ酸といった美容成分が含まれたものは、肌のバリア機能を回復するのにおすすめです。

長時間の入浴は肌を乾燥させてしまう、そのために知っておきたい「おふろ温度」「入浴時間」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。しっかりポイントを押さえ、気持ちよくおふろ時間で温活をを楽しんでみてください。

  • あたたまりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

お風呂なび: https://www.earth.jp/ofuro/faq/011/index.html

ASITA BIHADA: https://www.duo.jp/skincare/kanso-hositu/1932/

d program: https://www.shiseido.co.jp/dp/column/vol30.html

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