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体調が悪い日のおふろはどうする?!気をつけたいお風呂の入り方を紹介
「風邪の日はおふろに入っちゃダメ」と子どもの頃に言われたことはありますか?そのような経験やイメージから、体調の悪い日はおふろに入らないという方もいらっしゃるかと思いますが、汗を流してスッキリしたいと思う方もいるでしょう。このコラムでは、体調が悪い日の入浴について気をつけるべきポイントをご紹介します。
体調が悪い日のおふろはダメ?
「体調の悪い日=おふろはダメ」ではありません。体調の状態によって控えた方がいいときもありますが、注意すべきポイントを守りながらの入浴であれば可能です。まずは、体調が悪くても入浴ができる条件と入る際のポイントを解説します。
体調が悪くても入浴できる条件
体調が悪いと一言で表してもピンからキリまであります。個人によって異なる部分もありますが、一般的な見解の目安として参考にしてください。
- 37.5℃以上の高熱ではない
- ぐったりしていない
ある程度の体力がある上で、汗をかいていてさっぱりしたい方であれば、細心の注意を払いながら入浴は可能といわれています。とはいえ、ふらつきや目眩といった症状があれば入浴は控えましょう。
入浴時に気をつけるべき点
体調不良や風邪を引いているとき、前述に記した条件をクリアした上でおふろに入る場合は、以下のポイントに注意しましょう。
- 入浴の前後にしっかり水分をとる
- 長時間の入浴は避ける
- 湯冷めに気を付ける
体調不良のときに限らず、おふろに入ると発汗量が増えます。体調の悪い日におふろに入ると、体内の水分がさらに失われてしまうため、脱水症状になりやすくなりますので、必ず、入浴前後に水分をとりましょう。
温度も38~40℃程度がおすすめです。入浴時間もさっと汗を流せる程度にいつもより短縮することで、体力の消耗を防ぐことに繋がります。入浴後はしっかり水分をふき取り、水分補給して汗が落ち着いたら寝具に戻りましょう。
子どもの体調不良はどう判断する?
子どもが体調不良のときも大人と同じ条件と注意点を守れば基本はおふろに入ることは可能です。とはいえ、子どもの場合の入浴時間は2~3分くらいと短めに。数を数える、1曲だけ歌う、おふろ絵本を読むなど工夫をしながら、短いおふろタイムでも子どもが不満にならないようにしてあげてくださいね。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。