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温活中でも入浴後にアイスが食べたい!アイスが睡眠にもたらす影響とは?
おふろに入った後に食べると冷たくて美味しいアイス。とりわけ暑い日にいただくアイスは格別ですが、入浴後のアイスは睡眠の質が下がる可能性があるのをご存じでしょうか。このコラムでは、入浴後に食べるアイスがもたらす睡眠への影響を解説。食べる際に身体を冷やしすぎないコツも併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
入浴後に食べるアイスは良い?悪い?
おふろ上がり、冷たいアイスを食べるのは何とも幸せなひとときですが、睡眠という視点で考えるとおすすめできるとはいえません。というのも乳脂肪分を多く含むアイスは、消化に時間がかかる食べ物です。さらにアイスは冷たい食べ物ですので、湯上り後の身体に大きな刺激を与え、交感神経を優位にしてしまう可能性があります。
アイスを食べるということは、言い換えれば寝る前に消化器系が活発になり、交感神経が優位になるということ。身体全体がリラックスモードから遠ざかってしまうのです。理想の睡眠は、寝る前にリラックスモードへ切り替えることと考えると、アイスを食べるという行動は逆効果となるわけです。また、アイスはカロリーが高く、ダイエットには不向き。消化器系や自律神経系にも影響を与えてしまうため、結果として睡眠の質に影響をもたらすことが考えられます。
アイスを食べる最適な時間は?
入浴後に食べてしまうと、身体に大きな影響を与えてしまうアイス。それでも仕事や家事の後は、甘いアイスをデザートに食べたいですよね。そんなときは、食べるタイミングを工夫すれば大丈夫です。一般的に、就寝する2~3時間前からの行動が睡眠の質に影響をもたらすといわれています。アイスを食べたい方は、日中に食べる、夕食を睡眠の3時間前に済ませて食べる……など食べる時間帯を意識してみましょう。
入浴後にアイスを食べたいときは?
睡眠には良くないと頭では理解しているけど、忙しくて夕食が遅くなってしまった、入浴後にアイスを食べたい……などいろいろなパターンが出てきた場合は、温かい飲み物や食材と一緒に食べることをおすすめします。
ただし「アイスと温かい飲み物を交互に食べる」「アイスを食べた直後に温かい飲み物を飲む」といった食べ飲みは身体に負担がかかる可能性もあります。温かい飲み物はゆっくり飲むことがベスト。身体を温める作用が期待できるハーブティーや温かい豆乳などの温活ドリンクを取り入れてみてください。
また、アイスのトッピングにドライフルーツやナッツなど、身体を温める食材をプラスするのもおすすめです。「アイスを食べない」がストレスになるのは本末転倒ですので、無理にガマンしないこと。甘くて冷たくて美味しいアイスで幸福感を味わいながら、温活を意識してみると、睡眠の質を大幅に悪くすることにはつながらないかと思います。もちろん食べ過ぎは厳禁ですので注意してくださいね。
まだまだアイスが美味しい季節です。健康に悪いからと食べるのをガマンしてストレスにするよりも「温活」をキーワードに工夫をしながらアイスを楽しんでくださいね。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
参考
むらいクリニック: https://www.murai-clinic.jp/communication/睡眠と食べ物・飲み物/
TENTIAL: https://tential.jp/journals/sleep/-/108
株式会社MEETSHOP: https://37project.jp/blogpost/magazine271/