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2月の季節湯は「大根湯」おふろに入ってよし、食べてよし、大根の効能を解説
寒さが厳しい2月の季節湯に、身体を温め、健康を保つための自然な方法として「大根湯」が古くからあります。「大根を使ったお風呂」「大根を使った飲み物」の2種類あるといわれている大根湯について、大根湯の魅力とその効果・効能、さらには自宅で簡単に作る方法をご紹介します。
入浴してよし、食べてよしの「大根湯」の魅力
「大根湯」は、入浴剤としても飲料としても利用できるユニークな健康法。大根に含まれる栄養素が身体を内側から温め、冬の寒さに対抗するのに役立ちます。とりわけ大根の葉には保温効果を高める成分が含まれているとされ、おふろに入れることで湯冷めをしにくくなることが期待できます。
寒い夜の入浴にぴったりの「大根湯」とは?
2月の季節湯「大根湯」は、春の七草のひとつである大根の「葉」を使用したお風呂です。ここでは効果・効能そして大根湯の作り方をお伝えします。
入浴する「大根湯」の効果・効能
大根の葉に含まれる塩化物や硫化イオンは、温泉にも含まれる成分。これらが血行を促進し、身体を内側から温める効果があるとされます。手指や足先に冷えがある方はぜひ試してみてくださいね。
入浴する「大根湯」の作り方
大根の葉を2~10日間干し、刻んでお茶パックに入れておふろに入れます。保温効果を高めたい場合は、熱湯で葉を10分程煮出し、その煮汁をお風呂に加えると◎。ただし、大根の葉を入れたおふろは細菌や微生物が繁殖しやすくなりますので、大根湯を楽しむときは「追いだき」「保温」を控えましょう。使用後はすぐに排水し追いだき配管内を洗浄してください。
風邪対策ができる飲む「大根湯」とは?
飲む大根湯は、大根の薬効を活かした民間療法として知られています。
飲む「大根湯」の効果・効能
飲む大根湯は、こもった熱を発散させる作用があります。よって風邪の初期症状や乾燥した咳、喉の痛みに効果的です。また血行促進作用があるため、首・肩のこりにも効果が期待できます。
飲む「大根湯」の作り方
飲む大根湯の材料は、大根おろし大さじ2、おろしショウガ小さじ1、しょう油小さじ2、熱々の番茶200ml。 番茶以外の材料をお茶わんに入れ、上から番茶を注いで混ぜるだけでできます。
湯に浸かる大根湯と飲む大根湯。どちらも簡単にできますので、ぜひ試してはいかがでしょうか。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
- ノーリツ製システムバスをご使用のお客さまは下記サイトに記載しております。お手入れ方法をご確認ください。https://www.noritz.co.jp/aftersupport/maintenance/bathroom01.html
参考
風邪予防|飲んで、入って風邪予防「大根湯」 | 世田谷自然食品