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冬に最適な室内温度と湿度は?体感温度アップが期待できる暖房設定

エアコンの設定温度を上げたくなる寒い時期。ですが、この温度調整は意外と難しく、乾燥や汗ばむなどで風邪の原因になる可能性もあります。身体を温めるとともに、体調不良を未然に防ぐことが重要とされる今の季節だからこそ意識したい、寒い日に暖房を使う際の「快適空間の作り方」を紹介します。
湿度を上げれば体感温度も上がる
同じ湿度でも、夏と冬では体感温度が変わるといわれています。一般的に考えられている冬の快適な湿度は50〜60%、室内温度は18〜22℃。ここで注目すべきは湿度で、この湿度が10%上がると体感温度も1℃上がるとされています。また、室内が乾燥するとウイルスが発生しやすいため、快適な湿度をキープすることは、風邪やウイルス感染予防にもつながります。このような理由から、寒い冬の時期は、エアコンで室内の温度を上げるより加湿して湿度を上げていく方がおすすめです。
目安の暖房設定にしても寒い?快適空間の作り方

エアコンの暖房設定は、寒いからと温度を上げすぎると体調不良になりかねません。とはいえ、寒いとそれはそれで身体が強張るなど良い環境とはいえないところも。効果的な体感温度アップが期待できる「暖房設定」は次の通りです。
- 室内の温度は18~22℃が目安
- エアコンの風向きをサーキュレーターで調整
- 加湿器を使って、湿度を効果的にアップ
- 適度に換気を行い、空気環境を調整
- 断熱シートやカーテンを二重にするなど工夫する
単純に暖房の設定温度を上げると、身体の調子を崩してしまう可能性があります。上記で紹介した内容をできる範囲で取り入れてみてくださいね。
適切な室温をキープしながら湿度アップ

エアコンの温まり方は、外の気温と連動しています。つまり、暖房設定を20℃にしても、室温が18℃以上にならないケースもあるということ。だからといって、温度を上げると乾燥して快適空間が失われてしまいます。
厚生労働省や世界保健機関で推奨されている室温は、18℃以上。快適空間作りのためにも、今回ご紹介した方法を試してみるのはいかがでしょうか。加湿器や空気清浄機などを活用した体感温度アップで快適な冬をお過ごしくださいね。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。
参考
湿度が下がると体感温度が下がる?快適に過ごせる湿度は何%? | 健康サポートライブラリー