睡眠中はどれくらいカロリー消費する?ダイエットになる・ならない、どっち?

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眠っている間に私たちはどのくらいカロリーを消費しているのかご存知でしょうか。このコラムでは、睡眠時のカロリー消費がどのようなものなのか、温活的な要素を含むダイエットになるのかどうかを解説していきます。

汗の有無に関係なく睡眠時もカロリーは消費する!

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眠っている間も人間の身体は生命を維持するためにさまざまなホルモンが働いています。その活動のエネルギー源となるのが「カロリー」と呼ばれるもの。個人差はありますが、6~8時間の適度な睡眠をとった場合、約40分間のランニングと同じ300キロカロリーを消費するといわれています。逆に睡眠不足になるとホルモンが働かず、睡眠中に消費されるはずのカロリーが消費されない……といったケースもあるのだとか。とくに寝ている間に中性脂肪を分解してくれる「成長ホルモン」は、睡眠不足になると働きが弱まり太りやすい体質になってしまう可能性があります。

ダイエットの効果を高めるなら良質な睡眠を

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質の眠りはしっかりカロリーを消費し、太りにくい体質に近づけてくれます。そのためにも、寝る前の準備をひと工夫してみましょう。

入浴で深部体温をコントロール

入浴は良質な睡眠に欠かせない、誰もが簡単にできる方法。湯に浸かることで身体の深部体温が上昇し、入浴後ゆっくりひと息ついたところで徐々に体温が低下して眠気を誘発させてあげるのがベストです。体温が下がり始めるのが入浴してから1時間半くらいが目安となりますので、タイミングに合わせておふろに入るようにしてみましょう。

コップ一杯の水分補給でほどよい発汗

「寝汗」は睡眠時に体温を下げるために掻く汗。良質な睡眠には欠かせない自然な現象で、健康な大人であれば一晩でコップ一杯ほどの汗を掻くといわれています。寝ている途中で起きてトイレに行きたくない……と寝る前の水分を控えてしまうと、うまく汗が出ずベタついた汗で睡眠の妨げになることも。ミネラル不足になると足がつる原因にもなるので、睡眠前と起床後にはコップ一杯の水分を飲むのがおすすめです。

ぐっすり深い眠りは、カロリーを消費して翌日スッキリ目覚められます。ダイエット効果を高めるのはもちろん、睡眠が日中の活動力にも影響を与えることも。この機会に睡眠の在り方について見直してくださいね。

  • 温まりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

フランスベッド株式会社: https://interior.francebed.co.jp/umoureform/faq/sleep/cal.html

株式会社セシール: https://www.cecile.co.jp/genre/g1/1/BD/article121/

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