おふろに入りながら歯磨き温活!?口内の血行を促進する入浴のメリット

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おふろに入るとき、歯磨きを一緒にすると温活効果が期待できることをご存知でしょうか。実は、入浴中の歯磨き歯科医などの専門家も推奨するくらいメリットがあるんです。このコラムではおふろで歯を磨くことがどう温活とリンクするのかをご紹介します。

入浴タイムに歯磨きをするメリット

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入浴で身体を温めながら歯を磨くことでどのように温活とつながるのでしょうか。健康法として取り入れたくなる入浴中の歯磨きについてメリットをまとめてみました。

口内の血行を促進

身体を温めながら歯磨きをすると、入浴による効果もプラスされてリラックスした状態で歯磨きができます。さらに身体全体が温まることで粘膜や歯肉などの血行が促進され、歯磨き効果も高まるといわれています。また、歯磨き中は唾液の分泌も促進されるため、殺菌消毒作用の効果から虫歯や歯周病の予防にも期待ができます。

美肌につながる

おふろでの歯磨きは、肌のコンディションを整える効果も期待できるといわれています。身体が温まることで副交感神経系が優位となり、その状態で歯を磨くと唾液が分泌されます。唾液の分泌は、先述の殺菌消毒作用以外にも若返りが目指せる成分といわれているパロチンが分泌されます。そのほかにも、疲労回復や代謝促進などおふろに期待できる効果が相乗効果となります。

電動歯ブラシも入浴中に使える?

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入浴中の歯磨きには、さまざまなメリットが期待できますが、ちょっと気になるのが電動歯ブラシ。普通の歯ブラシでは落としきれない汚れに対応してくれることから使用される方も多いと思いますが、多くのメーカーは入浴中の歯磨きについて推奨していません。生活防水があるとはいえ、電動歯ブラシは電化製品です。もし万が一、電動歯ブラシが湯船の中に水没した場合、使用不可になる場合も考えられますので電動歯ブラシ派の方に関しては、入浴前か後がおすすめです。入浴後に電動歯ブラシで歯を磨く場合は、湯冷めを最小限にとどめるためにも短時間で素早く歯を磨いてくださいね。

おふろに入りながら歯を磨くと温活につながることをお伝えしましたが、温活という言葉に振り回されず、何を優先するか考えた上で歯ブラシを選ぶことが大切。ぜひ参考にしてください。

  • 温まりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

Oral-B: https://www.oralb.braun.co.jp/ja-jp/oral-care-topics/oral-b/electric-toothbrush-storage-and-care

日本訪問歯科協会: https://www.houmonshika.org/oralcare/c129/

歯のアンテナ: https://haisha-yoyaku.jp/antenna/dentifrice-in-the-bath#h-num01-01

医科歯科.com: https://icashica.com/wp/shica/33830

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