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男女で違いはある?冷えを感じる部位と悪化しやすい症状を解説
ストレスや筋肉量の低下など、さまざまな理由により血行不良や熱量不足で起こるとされている「冷え」。女性特有のものと思われやすいイメージですが、実は冷えに悩む男性も少なくありません。男女に共通して冷えを感じる場所は手足の先が多いとはいえ、やはり男女による冷えの違いはあります。このコラムでは、男女それぞれ冷えを感じやすい部位と、冷えによる体調不良についてお届けします。
男女で違う冷えを感じやすい部位は?悪化しやすい症状もチェック
「冷え」は女性によくある症状と捉えがちですが、女性が3人に2人の割合に対し、男性も3人に1人は冷えを感じているようです。男性と女性の冷えにはどのような違いがあるのでしょうか。
男性に多い冷え
男性が冷えを感じる部位は、足先や手先が圧倒的に多いようです。男性の冷えは、筋肉量の低下や臓器の老化によって基礎代謝が下がることが原因といわれています。
女性に多い冷え
女性が冷えを感じる部位は、こちらも足先・手足がダントツに多く、続いてお腹や腰、お尻といった下半身の冷えが多い傾向があります。女性に多い冷えの原因は男性よりも多く複雑で、以下のような原因が挙げられます。
- 女性は男性に比べて筋肉量が少なく脂肪が多い
- 身体の熱量が少なく、血液を全身に行き渡らせるためのポンプの力が弱い傾向がある
- ホルモンバランスの変化が自律神経の乱れに繋がり、血流が悪くなって冷えやすくなる
- 寒い場所でのスカートの着用や、ストッキングなど身体を締め付ける衣服の着用による冷え
このように、身体のつくりや生活習慣などが男女の冷えの違いに影響しているようです。また、身体が冷えると悪化しやすい症状として男女に共通しているのは、肩こり・不眠・頻尿・頭痛などが挙げられます。その中でも特に女性は肩こりが多く、男性は頻尿が多い傾向があるようです。
男女それぞれにある冷え。本格的な冬を迎えるこれからの時期は、暖房の有効活用や上着の着用だけでは根本的な解決につながりません。身体の仕組みを理解し、冷えの原因を知ることで自分に合った温活方法で冷え対策を考えてはいかがでしょうか。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。