健康的な温活ダイエットって?良質な睡眠と成長ホルモンの分泌の関係

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食事制限ではない健康的なダイエットが注目されている昨今。睡眠中のカロリー消費が成長ホルモンの分泌と関係していることをご存知でしょうか。このコラムでは、良質な睡眠からカロリー消費につなげるポイントについて、温活要素を取り入れた方法をご紹介します。

成長ホルモンの影響で睡眠中もカロリー消費

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個人差はありますが、一般の成人では一晩寝ている間に、約300~350キロカロリーを消費するといわれています。これは30~40分のランニングに相当しますが、睡眠中はほとんど動くことはないのに、なぜカロリーを消費するのでしょうか。

その答えは、「成長ホルモン」にあります。成長ホルモンは、体内にある細胞の代謝を促して、新しい細胞を作る働きをしています。私たちが眠っている間に働き、その際にエネルギー源としてカロリーを消費しているのです。

成長ホルモンでダイエット効果UP?!

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成長ホルモンは、代謝に関わるホルモンであることは先述のとおりですが、その他にも脂肪燃焼を促したり、筋肉を成長させたりするホルモンでもあります。成長ホルモンがしっかり分泌されていると脂肪が燃えやすく、筋トレ効果が出やすい「やせ体質」になるのです。

この成長ホルモンを分泌させるためには、質の高い眠りが大切なキーポイント。睡眠の質が良い場合、成長ホルモンの分泌量が増えてダイエット効果につながる可能性が期待できます。

良い睡眠は成長ホルモンの分泌量を上げる

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睡眠の質をアップしたいと考えたときに、まず意識してほしいのが「眠り始めの3時間にぐっすり眠ること」です。この時間に深く眠れると、成長ホルモンは大量に分泌されるといわれています。では、眠りはじめの3時間をぐっすり眠るためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。

1.日中は日光を浴びる

日中は、眠りやすくなるホルモンの「メラトニン」の分泌を抑えるために、日光に当たることが大切です。逆にメラトニンは、日光に浴びてから14時間後に眠気を誘います。夜に自然に眠くなる状態を作るためにも、日光浴は大切なのです。

2.寝る前に体温を上げておく

眠る前に一時的に体温を上げて、体温が下がるタイミングで布団に入ると眠りが誘発されて眠りやすくなります。寝る前に体温を上げておく方法としては、日中に身体を動かしたり、夕食に温かいものを食べたりする方法のほか、就寝前2時間前におふろに入ることもおすすめです。

3.朝食はしっかり食べる

睡眠と朝食は、切っても切れない関係です。食事は一日の生活リズムを整えるうえでも大切な要素となりますが、特に朝食は身体を目覚めさせ、内臓機能を正常に戻すスイッチでもあります。また朝食は、睡眠の質をよくするトリプトファンを摂取できる内容だと◎。納豆やプロセスチーズ、卵のほかバナナやキウイといった果物を摂ることもトリプトファンの摂取につながります。ノーリツの公式レシピアプリ「つなぐレシピ」では、さまざまなレシピを公開していますので、ぜひ朝食のアイデアに利用してくださいね。

良質な睡眠を目指す際、どこから始めていいのかわからない……という方は、ノーリツのおふろカレンダー「睡眠機能」、コラム「ねむりとくらし」もチェックしてみてください。入浴行動による「睡眠の影響」への気づきをサポートしてくれるのはもちろん、入浴と睡眠の関係による体調の変化を知るきっかけになります。

  • 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
  • ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。

参考

睡眠中にカロリーってどれくらい消費するの? | 眠りナビ - nemuri.navi | フランスベッド【公式】

睡眠の質を上げることは成長ホルモンに◎ 眠りを深くする5つの習慣|楽しむ・学ぶ|養命酒製造株式会社

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