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くしゃみ鼻水が辛い人、注目!身体を温めると花粉症の症状はラクになる?
花粉症はもちろん、PM2.5や黄砂の影響で、くしゃみや鼻水といった症状に悩んでいる方も多い春の季節。症状を和らげる対策がある中、身体を温めることで緩和される可能性があるといわれています。このコラムでは花粉症のメカニズムと併せて、東洋医学の観点から身体を温める理由をご紹介していきます。
花粉症のメカニズムは?
季節性アレルギー性鼻炎と呼ばれる花粉症は、空気中に浮遊するスギ花粉やハウスダストなどのアレルゲン(抗原)が鼻の粘膜に付着し、反応が起こる症状を指すもの。この反応が、鼻水・鼻詰まりといったアレルギー反応として出てくるのです。一般的には粘膜を強くすることで症状が緩和されると言われていますが、免疫を高めたり血流を良くすることでも改善を目指せるとされています。この免疫効果を高めるためには、身体を冷やさず温めることが大切。身体が温まることで血管が広がり、血行促進・免疫機能の促進が期待できます。
身体の冷え=アレルギーが起きやすい
東洋医学の観点からすると、身体の冷えと花粉症は関係性があるとされています。そもそも身体が冷えていると花粉症の症状が強く出やすい傾向があるという一節もあり、花粉症対策として「冷やさない」はとても大切なことです。
例えば花粉症患者に処方される代表的な漢方に「小青竜湯」が挙げられますが、この漢方にも身体を温める生薬が入っています。花粉の飛散量が多いと、アレルギー反応が起こりやすいと言われていますが、身体が冷えているとその症状が強く出てしまうケースもあるのだとか。花粉が症状の「スイッチ」、体温が「症状のボリューム」と考えると、わかりやすいかもしれません。
身体を温めて花粉症対策!
花粉症のメカニズム、そして東洋医学の観点からみても、身体を温めることで症状を和らげる傾向があるようです。また、東洋学の考え方では、鼻と肺には強い関係があり、肺の不調や冷えがあると鼻の症状にも影響が出てくることも。全身を温めることが難しいと思ったら、まずは内臓を温めるところから。気温が暖かくなりつつあるとはいえ、まだまだ寒い日もあり油断できない季節です。花粉症を和らげたいと考えている方は、この機会に体温を上げる対策を試してみてくださいね。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。
参考
医療法人 ゆめむすび: https://rasoumu-cl.com/news/post-1631/
アルジオン: https://www.ssp.co.jp/alesion/rhinitis/
静岡新聞: http://www.vivere.jp/health/2016/03/post-107.html
京都府国民健康保険団体連合会: https://www.kyoto-kokuhoren.or.jp/kyo-kenko/toteoki/pdf/201501_01.pdf