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加齢によるシミ(肝斑)の予防・対策は温活が効果的なの?

年齢を重ねると、何となく気になる顔のシミ。日々のスキンケアやシミ予防の対策として、温活が注目されています。このコラムでは、加齢によるシミができる原因をお伝えするとともに、温活が良いとされる理由を解説していきます。
加齢によるシミ(肝斑)ができる原因

さまざまな要因が複合的に絡み合いながらできてしまう顔のシミ。普段の生活習慣から、知らず知らずの内にシミの原因が積み重なることもあります。シミができる理由を確認しつつ、ご自身のスキンケア方法や生活環境から見直していきましょう。
紫外線や摩擦などの刺激
紫外線や摩擦など、外の刺激を受けると肌表皮の基底層にあるメラノサイト(色素形成細胞)が活性化しメラニンを生成します。このメラニンが長くとどまるとシミになる可能性があります。
ターンオーバーの乱れ
正常な肌の場合、一般的にメラニンは約28日周期で身体の外に排出されると考えられています。ですが、肌のターンオーバーが乱れるとメラニンが排出されにくくなり、シミの原因になる場合があります。
女性ホルモンの変化
ストレスや妊娠・出産など、さまざまな理由でホルモンバランスが崩れると、メラノサイトが活性化する傾向があります。この時、メラニンがたくさん作られてシミになるケースがあります。
加齢によるシミは温活が効果的?

個人差はありますが、加齢によるシミの予防・対策として温活が挙げられます。その中でも入浴は普段の生活の中で簡単に取り入れられる方法のひとつ。美容意識は高いのに、シャワーで済ませている方は、ぜひ湯船に浸かってください。
入浴で全身の血流を促進
湯船に浸かると温熱作用・水圧作用が働きます。温熱作用とは、お湯にゆっくり浸かることで体温上がること。水圧作用とは、湯に浸かることで身体に水圧がかかること。どちらも血流の循環が促進される効果が期待できるとされています。シミが消えるというわけではありませんが、血流を促進してくれる入浴は、シミの予防・対策にオススメです。また、湯に浸かると肌の表面がやわらかくなり、不要な角質が剥がれやすくなることも。美容と健康を意識するなら入浴はぜひ取り入れたいセルフケアです。
さらに、入浴時間を利用して、エクササイズやストレッチなどを行うのもおすすめ。ノーリツが発信している「おふろのじかん」では、猫背改善、脚のむくみ、おなか周りなど、よくある「お悩み」解決に向けたエクササイズやストレッチを動画で配信しています。
入浴による温熱作用・水圧作用の働きを利用しつつ、エクササイズを組み合わせることで、より効果的な温活につながる可能性も。無理のない範囲で楽しみながらチャレンジしてはいかがでしょうか。
入浴は、誰でも簡単に全身を温められる最適な温活方法。おふろ時間を有効活用して、キレイなお肌を目指してくださいね。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。