Fashion
暑い・寒いを感じたら、服で体温をコントロール!重ね着や素材を上手に使い分けるコツ
季節に関係なく暑い・寒いと感じたら、服で体温をコントロールするのがベスト。寒さが本格化するこれからの季節は、重ね着コーディネートや服の素材を選ぶことで「服で体温を調節する」ことが可能です。服装での体温調節は、コスパも良くておしゃれを楽しめますので、ぜひご自分のワードローブで取り入れてみてくださいね。
暑い・寒い、それぞれに適した素材
人間の体温は、汗をかいて蒸発するときの気化熱を利用して下げます。そのため、いかにして汗を蒸発させやすい服装であるかが、体温調節をコントロールする上で大切なポイント。暑い日であれば通気性・吸湿性の高い麻や、肌に張り付きにくく風が通りやすいリネン、寒い日ならウールやフリース、コーデュロイといった厚手素材や保温性の高いものがおすすめです。
服のデザインで体温調節
服による体温調節は、素材だけでなくデザインからも考えることができます。例えば袖口や襟元が広く開いているトップスや裾にゆとりのあるボトムスは、風通りがよく空気が流れて汗が蒸発されやすいデザインです。逆に手足の露出が少なく、身体にフィットした服は、密閉効果が期待できて保温性を高めてくれるデザイン。秋冬であれば、タートルネックなどを想像すると分かりやすいかと思います。
夏なら冷房、冬なら暖房と外と室内の気温差もありますので、外出が多いのか、室内が多いのか、その日の行動を考えながら服のデザインや素材を考慮すると「ちょうどいい体温調節」がコントロールできます。
機能性インナーで効率アップ!
服の素材やデザインで体温調節する以外に活用したいのが、機能性インナー。夏は涼しく、冬は暖かくを体現してくれる機能性インナーは、新しいタイプが次々に登場し、より快適な着心地を叶えてくれます。
暑がりさんなら吸水性や速乾性が高いものを、寒がりさんなら発熱性や保温性など防寒効果が期待できる加工や素材を使用したインナーを選んでみましょう。ただし直接肌に触れるものですので、人によって肌が乾燥したりかぶれるなど肌トラブルが起きることも。敏感肌の方は機能性に加え、肌にやさしい天然素材のインナーを選ぶと安心です。
体温のコントロールは、冷暖房ではなくできる限り自力で調節することが理想です。毎日着る服のデザインや素材を意識するだけで体温調節に繋がりますので、ぜひできるところから取り入れてみてくださいね。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。
参考
東京都クリーニング生活衛生同業組合: https://www.tokyo929.or.jp/m/column/ware/2.php
atsugi: https://www.atsugi.co.jp/styleupcafe/a_journal/30/index.html
日経 Gooday: https://style.nikkei.com/article/DGXMZO33763150T00C18A8000000/