Fashion
季節の変わり目、身体が痒い!おふろに入る時の注意点は?
季節の変わり目は、楽しいイベントが盛りだくさん。その反面、体調の変化が起こりやすい時期でもありますよね。虫刺されではない痒みを身体に感じたことがある方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。このコラムでは「季節の変わり目に身体が痒くなる原因」を解説しつつ、「身体が痒いときのおふろに入る際の注意点」お伝えします。かゆみの原因を知りたい方、身体の痒みを予防したい・悪化させたくない方は、参考にしてくださいね。
身体が痒くなる原因は?
季節の変わり目になると、なぜ身体が痒くなりやすいのでしょうか。体調や身体の状態によって理由はさまざまですが、よくある原因についてまとめてみました。
- 乾燥による水分・油分不足
- 花粉
- PM2.5
- 紫外線
- 寒暖差
- ストレスや疲労
一般的な痒みの原因には、上記のような理由が挙げられます。肌が荒れ、身体が痒くなっている状態は、肌のバリア機能が充分な役目を果たせなくなっている可能性がありますので自分の身体を労ってあげるサインでもあります。
痒いときのおふろの入り方5つ
肌のバリア機能が弱まり身体に痒みがある時。おふろはどのように入るのがベストでしょうか。なるべく痒みを悪化させない、痒み予防につながる入浴法をご紹介します。
1.低刺激のシャンプー・ボディソープ
肌のバリア機能が落ちている時にいつものシャンプーやボディソープの使用はあまりおすすめされません。できるだけ肌にやさしい低刺激のものを使うようにして、使用量は少なめに。しっかり洗い流すことが大切です。
2.ゴシゴシ洗いをしない
身体を洗うとき、強くこするゴシゴシ洗いはNG。撫でるようにやさしく洗い、皮脂を落としすぎないよう注意しましょう。
3.熱いお湯・長湯はダメ
熱湯や長い時間の入浴は、皮膚の刺激になりやすいと言われています。お湯は38〜41℃くらい温度を設定して、10〜15分程度の入浴を心がけましょう。
4.保湿系の入浴剤を入れる
入浴剤を入れる場合も肌に刺激が少ないものを。硫黄の入った入浴剤は刺激が強いため、避けた方が無難です。保湿性のある、しっとり系タイプを選んでくださいね。
5.入浴後のお手入れ
湯上がりは保湿ケアを忘れずに。肌に水分と油分を補給し、乾燥を予防しましょう。
季節の変わり目は、おふろで肌を見つめ直す
身体が痒いと感じたら、病院へ行く前におふろの入り方からまずは見直しを。保湿ケアや使用するアイテムを変えるだけで肌の痒みが改善する可能性も考えられます。痒みはない方も季節の変わり目は肌を労わるタイミング。日々の予防として、ぜひ意識してみてください。本格的な夏へと変わりゆく季節を、気持ちよく迎えて行きましょう。
- あたたまりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
参考
上杉皮膚科医院: http://www.uesugi-hifuka.or.jp/opa_kayumi.html
ココカラファイン: https://www.cocokarafine.co.jp/oyakudachi/beauty/202002353.html