冬の温活食材といえば身体を温める「根菜」!どうやって食べるのが効果的?

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中国の伝統的な医学として知られている「中医学」では、身体を温める薬膳といわれている根菜。このコラムでは、冬の季節にぜひいただきたい根菜の効果的な食べ方について紹介します。

なぜ?冬に根菜を食べるとよい理由

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冒頭にも述べた身体を温めるとされている根菜は、温活に向いている食材の代表選手。その理由についてまとめてみました。

1.夏野菜に比べて水分が少ない

夏に旬を迎える夏野菜は、水分が多く含まれており、身体を冷やしやすいといわれています。それに対して冬野菜は逆。水分が少ないため、身体を冷やしにくいとされています。

2.血行促進作用が期待できる

根菜に多く含まれているビタミンEには、毛細血管を広げて血行促進やさせる働きがあるとされています。末梢血管の血行を促進することで、冷え性や肩こりの緩和も期待できることが考えられます。

3.たんぱく質の合成をサポート

多くの根菜に含まれている亜鉛には、血液や筋肉を作るたんぱく質合成を助けてくれる働きがあります。身体をつくるたんぱく質は温活に欠かせない栄養素ですので、相乗効果が期待できます。

種類別・おすすめの食べ方

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根菜には、身体を温める以外にも嬉しい栄養素がたっぷり含まれています。ヘルシーで健康的な栄養素をお伝えしつつ、ここでは野菜の種類別におすすめの食べ方を紹介します。

大根・かぶ

白い部分を主に食べている大根やかぶですが、普段あまり食べない葉の部分には、β-カロテンやビタミンC、ビタミンK、葉酸、カリウムなど多くの栄養素が含まれています。細かく刻んで炒め物にするとおいしくいただくことができますよ。

にんじん

にんじんで注目すべき栄養素はβ-カロテン。このβ-カロテンは油と相性がよいとされているので、炒めものや揚げものにして食べると吸収率がアップします。ただし、にんじんは茹でてしまうとβ-カロテンやビタミンCがお湯の中に流出してしまうので注意しましょう。

れんこん

れんこんはビタミンCが豊富な冬の根菜。れんこんのビタミンCは、水に溶けやすい性質を持っているため、無駄なく栄養素を摂取したいときは生食が向いています。なお、れんこんにはアクがあるので、しっかりアク抜きしていただきましょう。

ごぼう

ごぼうには、イヌリンという食物繊維が含まれています。イヌリンは血糖が急激に上がるのを防ぐ効果が期待できる栄養素。切り口から多く発生するといわれているので、ごぼうをカットするときには、切り口の表面積が大きくなるよう「欄切り」「ささがき」のカット方法がおすすめです。

炒め物から揚げ物、鍋まで、さまざまな調理法が楽しめる根菜類。毎日グリル部でも根菜類を使ったレシピが多数公開されていますので、ぜひチェックしてくださいね。

毎日グリル部のレシピはこちら : https://www.mainichigrillbu.com/recipe

  • 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
  • ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。

参考

世田谷自然食品: https://www.shizensyokuhin.jp/archives/articles/86

キナリノ: https://kinarino.jp/cat4/24903

学研: https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/11861

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