長時間スマホを使う人に多い巻き肩って?今日からできる冷え対策

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現代人にとって大切な生活ツールとなっているスマホ(携帯)ですが、長時間同じ姿勢を続けていると、冷えを招く原因のひとつとされている「巻き肩」になる可能性があります。このコラムでは、巻き肩が冷えの原因になる理由をお伝えするとともに、巻き肩対策を紹介します。

どの状態が「巻き肩」なの?

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巻き肩とは、肩が前に巻き込むように内側に入った状態。さまざまな原因が考えられますが、その多くは、長時間のスマホやパソコンを使うことからくるもの。画面を見るために首を前に突き出し、肩を丸め込むような姿勢が長時間続くことで、肩甲骨が開き、胸部の筋肉が縮んでしまう状態を指します。

巻き肩は血行不良・冷えの大敵!

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巻き肩の姿勢は、肩や首、背中の筋肉に過度な緊張を与え、筋肉が固くなることで血流が妨げられてしまいます。特に肩周りの血行が悪くなると、身体全体の冷えに繋がることも。巻き肩による血行不良は、肩こりや首こり、頭痛の原因にもつながります。これらの症状が続くと、日常生活においても大きな支障をきたすため、早めの対策が必要です。

今日からできる、巻き肩対策

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巻き肩の症状をやわらげるためには、日常生活の中で継続的に対策を行うことが大切です。ここからは、今日から実践できる巻き肩対策を紹介していきます。

スマホ使用時の姿勢を定期的にチェック

巻き肩で多く見られる原因は、やはり長時間スマホを触る時の姿勢。スマホを使う際は、定期的に自分の姿勢を確認し、できる限り背筋を伸ばすよう意識してみましょう。スマホを目の高さに合わせて持ち、首を前に突き出さないようにすることが大切です。

ストレッチやエクササイズで巻き肩予防

巻き肩の予防には、胸部の筋肉を伸ばし、肩甲骨周りの筋肉をほぐすようなストレッチやエクササイズがおすすめ。例えば、壁に手をついて胸を伸ばす「ドアウェイストレッチ」や、四つんばいになって胸を開く「四つんばいチェストオープナー」といったエクササイズは、自宅でも簡単にできる巻き肩対策のひとつです。また、ダンベルを使った肩甲骨周りの筋肉を鍛えるトレーニングもおすすめです。

長時間作業は小休憩が大事

デスクワークなどで長時間同じ姿勢が続いてしまう場合は、連続で作業を続けないよう1時間ごとに5分程度の休憩を取り入れることが推奨されています。休憩中に軽いストレッチなどで身体を動かすと、筋肉の緊張をほぐされ、血行促進につながります。

巻き肩は日常生活の中で少しずつ症状をやわらげていくことが期待できます。ストレッチや定期的な姿勢チェックを取り入れ、身体を温めながら、冷えの大敵である巻き肩を解消していきましょう。

  • 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
  • ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。

参考

巻き肩 | ミツカル接骨院

「呼吸の浅さ」を改善する胸筋ストレッチ5選、効果的な姿勢と回数は? | 男のオフビジネス | ダイヤモンド・オンライン

「四つんばいチェストオープナー」は、自宅でできる胸を動かすトレーニング - トレーニングコーチとしての生き方

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