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冷え性対策におすすめの栄養はビタミンE!上手に摂取して温活しよう!

季節に関係なく日常的に悩む方が多い「冷え」問題。この冷えによくあるお悩みのひとつが四肢末端型の冷え性です。そしてこのタイプの冷えにおすすめの栄養がビタミンE。このコラムでは、冷え性を緩和させる効果が期待できるビタミンEの効果的なとり方をご紹介します。
手足が冷えるのはなぜ?四肢末端型冷え性の原因

さまざまなタイプがある冷え性ですが、今回は手足が冷える四肢末端型について解説。この四肢末端型冷え性は、身体全体に寒さや冷えを感じなくても、手足など末端部分に冷たさを感じるのが大きな特徴です。10〜40代の女性に多く見られ、傾向として「痩せ型の方」「ダイエットなどで食事制限している方」「運動不足で筋肉量が少ない方」に多いといわれています。個人差はありますが、主な原因は、身体を温めるための熱量が不足していて手足の末端まで血液が巡らないからとされています。
四肢末端型冷え性にはビタミンEが効果的

四肢末端型冷え性の緩和におすすめしたい栄養素がビタミンE。末梢血管の血行を促す働きがあるとされており、冷え性をやわらげる効果が期待できると考えられています。また、動脈硬化や老化などの原因となる物質「活性酸素」を抑える効果も期待できるとのこと。巷では「若返りのビタミン」とも呼ばれているビタミンEについて、もう少し詳しく解説していきます。
ビタミンEはどんな栄養素?
ビタミンEは脂溶性のビタミンで、脂に溶けやすい性質を持っています。成人1日あたりの摂取の目安は、男性が6.0〜7.0mg、女性が5.0〜6.5mgとされているものの、日常の食事から摂取する分にはビタミンEの不足はほとんど起きないようです。ただし、偏食や過度なダイエットの影響でビタミンE不足となることがありますので栄養バランスが偏った食事をされている場合は注意が必要です。
ビタミンEを含む食べ物は?
さまざまな食材に含まれているビタミンEですが、大きく分けて2種類「植物性」「動物性」に分かれます。植物性ビタミンEを含む代表的な食べ物には、アーモンドやくるみなどのナッツ類、モロヘイヤ、パプリカ、ブロッコリーなど。動物性ビタミンEを含む食べ物は、ツナ缶やたらこ、うなぎなどが挙げられます。ビタミンCや脂質と組み合わせると、さらに効果的に摂取できるのも特徴です。なお、ビタミンEを摂取しすぎると血が止まりにくくなる場合があるといわれています。サプリメントを飲まれている場合は、過剰摂取に気をつけてください。
ノーリツが配信しているノーリツ公式レシピアプリ「つなぐレシピ」では、ビタミンEを含む食材を使ったレシピがたくさん紹介されています。毎日の食事内容をあらためて見直すという意味も含め、栄養バランスの取れた食事を取り入れてみてはいかがでしょうか。
四肢末端型冷え性の改善に有効なビタミンE。上手に取り入れバランスの取れた食事で健康的な身体づくりを目指しましょう。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。