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11月の季節湯は「みかん湯」!リラックス効果抜群の蜜柑を使ったおふろで温活しよう
身体がポカポカ温かくなるといわれているみかん湯。季節湯として古くから親しまれていますが、寒さが本格的になるこれからの時期は、11月の季節湯で知られている「みかん湯」を試してはいかがでしょうか。このコラムでは、みかん湯がもたらす効果と、その作り方を紹介していきます。
11月の季節湯「みかん湯」の効果は?
季節湯とは、その時期旬の果物や植物などを湯船にいれて、四季を感じる風習です。有名なもので冬至に入る「ゆず湯」などありますが、それ以外にも月ごとに季節湯がある中で、11月の季節湯はみかんの皮を使った「みかん湯」。季節を感じられるだけでなく、「陳皮」として漢方で使われるくらい身体に嬉しい成分がたくさん詰まっているみかんの皮には、多くの効能効果が期待できます。
例えば、みかんの皮に多く含まれている「リモネン」は、柑橘系の香りがする成分。嗅ぐとリラックスできる効果があるとされています。その一方で新陳代謝のアップにもつながる可能性が期待できますので、おふろの発汗作用との相乗効果でさらに身体の温まりがよくなります。毛細血管を広げて血流を流れやすくしてくれますので、冷えで悩まれている方もぜひ試していただきたい季節湯です。
おふろタイムで試したい!みかん湯の作り方
みかんの皮をそのまま湯船に浮かべると、浴槽が汚れてしまう可能性があります。みかん湯をつくる基本は、みかんの皮を乾燥した状態で使用すること。その上で、具体的なみかん湯の作り方を紹介します。
1.前準備
みかんの皮に農薬などがついている場合がありますので、塩水やお酢を混ぜた水か、重曹に1分程度付けた後にしっかり洗い流します。有機みかんや無農薬の場合はそのまま使うことができます。
2.千切りにする
扱いやすいように、みかんの皮を千切りにします。乾いた状態より濡れている方が千切りしやすいので、このタイミングで細かくカットしていきましょう。
3.乾燥させる
約1週間、みかんの皮がパリパリになるまで乾かします。湿度が低い乾燥している状態であれば室内でも問題ありませんが、天気のいい日が続くときは、天日干しがおすすめです。逆に、すぐにでもみかん湯を作りたい!という方は、電子レンジを活用しましょう。500Wで2分ほど温めた後、さらに裏返して1分半くらい温めるとパリッとしたみかんの皮ができあがります。みかん皮の量にもよりますので、様子を見ながら進めてくださいね。
4.みかん湯に入浴
みかん湯に入るときは、ガーゼか木綿の袋に入れて湯船に浮かべます。すこし時間を置いて、成分が染み出てから入りましょう。湯船から出た後は、軽くサッとシャワーで洗い流してからあがりましょう。
みかんの皮には身体がポカポカ温かくなる成分がたくさん詰まっています。これまで皮は捨てていた!という方は、こちらの記事を参考にみかん湯に有効活用してみてくださいね。
みかん湯の日は「追いだき」「保温」はNG
みかん湯を楽しむ日は、おふろの追い炊きや保温といった機能は使用しません。理由としては、食物や植物のカスは細菌や微生物のエサとなり、繁殖しやすくなるからです。菊湯を行う際は「追いだき」「保温」をせず、入浴後はすぐに排水して追いだき配管内を掃除すると清潔に保てます。
詳しくはこちら:https://faq.noritz.co.jp/使用できる入浴剤の種類
- おふろのあたたまりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
参考
湯の国: http://www.yunokuni.com/2010/06/mikan.html
わかさの秘密: https://himitsu.wakasa.jp/contents/limonene/
https://himitsu.wakasa.jp/contents/citrus-peel/
お風呂のソムリエSHOP: https://www.rakuten.ne.jp/gold/bathlier/b-cafe/ofuro_recipe/ofuro_recipe2/ofuro_recipe2_33.html