温活しながらストレス解消!おふろで行うマインドフルネス「瞑想浴」

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日常で忙しくしていると、おふろの中でも考えごとをしてしまったり、悩みごとを頭で思い返してしまったりしますよね。今回は、おふろに入りながらモヤモヤした気持ちをすっきりさせる「マインドフルネス瞑想浴」を紹介します。

忘れないで!おふろは身近な「癒し処」

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「入浴する価値とは?」と唐突に聞かれたとき。もしかすると「おふろ」に入ることが当たり前すぎて、答えに詰まってしまうかもしれません。そんな「入浴する価値」のひとつに、身体的な癒しの場所であることは多くの人が感じていることでしょう。

温かいお湯に浸かることで、ストレスで疲れた身体を休めてくれる効果が期待できるのはもちろん、浴槽のなかでふわっと浮力がかかることで、重力から解放されて、関節や筋肉が緩められます。肩や首に力が入っているときも、湯船に浸かることでゆっくりとやわらいでいく感覚は誰にでも経験があるでしょう。そしてこれらは温活のメリットでもあります。

おふろがかなえてくれる「精神的な癒し」とは?

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おふろは私たちの身体を癒してくれる存在ですが、精神的な面はどうでしょうか。入浴するシーンを思い浮かべると、私たちはスマホやパソコンから離れ、悩みごとや考えごとを脇に置いておきます。つまりおふろは「何も考えない」ができる「精神的な癒し」を与えてくれる場所ということになります。近年注目されているマインドフルネス瞑想法も、入浴して何も考えないリラックスした状態に近い状態なのかもしれません。

そもそも瞑想とは何か?

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マインドフル瞑想浴を説明する前に、そもそも瞑想とは何かを説明します。瞑想とは、何も考えずに無心になって心を静めることをいい、マインドフルネスの状態を作るのに最適な方法です。そしてマインドフルネスとは、「今、この瞬間にある自分」だけに集中する状態を意図的に作り出すこと。仕事や勉強の集中力を高める効果があるといわれています。

最近ではリモートワークが続いて、気が散って仕事に集中できないと悩む方やついつい長時間仕事のことを考えてしまってオンオフの切り替えが難しいという方が多くなっています。そのような状態であっても「今、この瞬間の自分」に集中できる瞑想は、必要以上に不安を感じたり、ストレスを意識したりし過ぎなくなり、悩みが解消していくことがあるといわれているのです。

おふろでマインドフルネス瞑想浴にチャレンジ!

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マインドフルネス瞑想浴の基本は、悩みごとや気になることを何も考えずに「今、この瞬間にある自分」に意識を向けておふろに浸かること。おふろの温度は、38~40度くらいの設定がリラックスできておすすめです。

初めて行う場合、「自分に意識を向けるとはどういうこと?」と逆に考えてしまう方が多いので、まずは自分の呼吸に意識を向けることが大事。身体の一部に意識を向けて、「今おふろの底におしりがついているな」「おふろに入るために足を畳んでいるな」といったようなボディスキャン方法もおすすめです。

自分と向き合う時間に最適な入浴タイム。ぜひマインドフルネス瞑想浴を取り入れて心身ともにリフレッシュしてくださいね。

  • 温まりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

お風呂で簡単リラックス。『瞑想浴』の効果とやり方をお風呂のソムリエが解説!

\疲れた心を癒やそう/「マインドフロ(風呂)ネス」でイライラもスッキリ!

「瞑想」は難しくない。ビル・ゲイツも絶賛した瞑想のやり方を紹介

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