Lifestyle
通勤中や仕事中に「ながら温活」できる!指ヨガで血流促進しよう!
全身を動かして行うヨガには、身体を温めたり柔軟性や筋力をアップしたり、リラックスして心を落ち着けたりと、さまざまな効果があります。とはいえ、忙しくてなかなか通えなかったり、家でやるにも広い場所がないとできないなど、やりたいけどできないという方もいらっしゃるかと思います。そこでおすすめしたいのが、仕事や家事の合間、通勤途中にできる指ヨガ。この記事では、指ヨガの効果ややり方などをご紹介します。
スキマ時間にできる指ヨガは「ながら温活」に最適
一部が全体を表すという「部分即全体」を持つ東洋医学は、手指にあるツボから健康な身体を目指すという考えがあります。足裏マッサージと同様に、手指のツボを刺激したりもみほぐしたり、動かしたりすることで身体の調子を整えていこう、というものです。
もちろん、ジムやヨガスタジオに通って身体全体を動かすことは効果実感を得られやすく、身体もスッキリ。一方で指ヨガのメリットは、通勤中の電車の中や仕事や家事のちょっとした合間、考え事をしているときに「ながら」状態で行えることがあります。
スキマ時間の3分間でも、1日10回やれば30分。毎日行えば平日だけで2時間半。運動時間を確保するのは難しいという方も、スキマ時間に「ながら」で取り組める指ヨガなら、温活のための日々の習慣として取り入れやすく、おすすめです。
簡単だけどすごい!指ヨガの効果
指ヨガの効果は、全身を動かすヨガにも負けず劣らずとされています。ここでは、指ヨガで期待できる健康効果をご紹介します。
血行の促進
身体の一番端にある指を動かし、指先の血行を促すということは、全身の血行にも良い影響を与えます。それにより冷え予防や肩こり、腰痛などの症状の緩和にも役立つと言われています。
不調を感じる症状の緩和
指にあるツボを刺激する指ヨガでは、不調を感じる部分に応じたツボを刺激することで、その不調やお悩みの症状をやわらげることが期待できます。
自律神経を整える
指ヨガには、セロトニンやオキシトシンなどホルモンの分泌が活発になる効果があると考えられています。それにより、自律神経のバランスが整い、心身のリラックスにもつながります。
今日からできる「指ヨガ」チャレンジ!
指ヨガの具体的なやり方を解説していきます。スキマ時間にぜひ実践してください。
- 左手の中指の第一関節を右手の人差し指と親指でつまむ
- 息を吐きながら、そのまま左手を左右に20回ねじる
- 同様に、左手中指の第二関節、根元も20回ずつねじって刺激
- 最後に中指の指先をつまんで、中指全体をぐるぐると回す
- 右手の中指も、1〜4のステップを同様に行う
指ヨガは、刺激する指によって得られる効果が変わるとされています。個人差はありますが、下記を参考にしてください。
親指:肌荒れや顔のむくみなど
人差し指:肩こりや呼吸器系の不調
中指:集中力アップやストレス・睡眠障害の緩和
薬指:便秘や下痢などのおなかの不調
小指:脚のむくみやだるさの緩和
気になる身体の不調やお悩み解消のために、指ヨガをやってみてくださいね。少しやるだけで腕や指先がポカポカして、身体全体も温まります。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。