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妊娠中の入浴ってどうする?おふろに入る時、注意すべきこと
おふろにはさまざまなメリットがありますが、妊娠中も通常と同じように入浴しても大丈夫なのでしょうか。このコラムでは、妊娠中の入浴時に気をつけることについて、調べてみました。さらに「妊娠中の入浴メリット」も合わせてお伝えしますので、妊娠中の方、妊娠中のご家族がいる方は参考にしてくださいね。
妊娠中の入浴で注意すべきこと5つ
妊娠中、安全に入浴するために気をつけたいことを5つまとめてみました。この機会に意識してみましょう。
1.お湯はぬるめ、浸かるのは10分以内
妊娠中の入浴は、38℃以上41℃以下の湯船に約10分間浸かることが身体の芯から温まる目安。あまり長湯すると、のぼせや立ちくらみの原因になりますので、10分以内の入浴がおすすめです。10分必ず……ではなく、熱いと感じたら無理せず出るようにしてください。
2.転ばないよう、足元注意!
浴室の床は濡れていて滑りやすいため、充分な注意が必要です。とくに妊娠中は、おなかが重くバランスを崩しやすい状態。妊娠後期の大きなおなかであれば、足元の視界もよくありません。脱衣・着衣の際や浴室を歩くときは、常に気をつけながらゆっくり行動しましょう。
3.ぐっすり眠るための夜入浴
妊娠中のおふろは、夜のうちに入ることがおすすめです。というのも、入浴後は副交感神経が優位になりやすいため、寝つきが良くなる効果が期待できます。「なかなか眠れない」という方は、ぜひ就寝1〜2時間前におふろを上がるイメージで入浴してみてくださいね。ただし、妊娠中は日によって体調もさまざまです。神経質になりすぎず、自分の身体と相談しながら入浴するのがベストです。
4.肌トラブルや乾燥対策
一般的に、妊娠中は肌が乾燥しやすくなる傾向にあります。さらにおふろの温度が高すぎたり、長湯をしたり、頻繁に身体を洗ったりしていると、よりいっそう肌に負担をかけてしまうことがあります。入浴の際は、おふろの温度・おふろに浸かる時間・洗いすぎに注意し、保湿ケアまでしっかり行うことが大切です。
5.破水中・破水後の入浴は控える
妊娠後期、もし破水したら入浴しないと覚えておきましょう。自宅で破水した際、病院に行く前におふろに入りたい気持ちも分かりますが、衛生面からすると破水中の入浴はおすすめできません。お産が間近というときは、お医者さんの指示にしたがってくださいね。
妊娠中の入浴メリットは?
妊娠中は、いつもより気をつけることがたくさんありますが、メリットもたくさんあります。
- 身体が温まり血行促進に繋がる
- むくみ対策になる
- 肩や腰や背中などの筋肉の緊張が和らぐ
- 胎動を感じやすくなる
妊娠中の入浴は、ママにもおなかの赤ちゃんにもいいことばかり。ぜひ湯船に浸かってのんびり身体を温めてくださいね。
妊娠中のおふろでリラックス
妊娠中の生活は、制限が多くストレスが溜まりやすいという方も多いかもしれません。そんなストレスを感じたときにも、入浴は手軽にできるおすすめのリラックス方法。「妊娠」という大役を務める身体を労りながら過ごしてくださいね。
- あたたまりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
参考
elevit : https://www.elevit.jp/ninshin/articles/mind-body/bath/