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おふろの残り湯は安全?入浴後の雑菌繁殖対策におすすめの除菌方法
節水のために、おふろの残り湯を使いたいけど、衛生面上そのまま使うのは気になる……という方に。このコラムでは、おふろの残り湯の安全性について解説。残り湯を使いたい方へのおすすめの対策方法とともにお届けします。
入浴後の浴槽は細菌だらけ?
おふろに入った後の浴槽は、1人が入浴するたびに細菌の数が増えていきます。これらの菌は人由来のものですので、一晩で数人が入浴する程度であれば大きな心配はありません。ところが、そのまま一晩放置すると菌が繁殖し、なんと1,000倍まで数が増えるといわれています。そのため、免疫力が弱い小さなお子さまがいる家庭では注意が必要となります。
残り湯を使いたい方へ。おすすめ対策3つ
衛生面で心配はあるものの、節約を考えて洗濯などに再利用したいおふろの残り湯。しっかり対策すれば菌の増殖を抑えることが期待できます。今日からできるおすすめの対策方法を紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。
こまめに掃除と換気を行う
雑菌の繁殖は環境に左右されます。37℃前後の温度、70%前後の湿度は、菌が繁殖しやすい環境となりますので、入浴前後はこまめな換気が必要です。菌が繁殖しないよう、浴槽・浴室はしっかり掃除をして清潔な空間をキープしましょう。
洗濯の「洗い」に利用する
残り湯を洗濯に使いたい場合は、最初に行う「洗い」の工程だけ使用するのがおすすめです。「すすぎ」まで使うと、残り湯の菌や汚れが衣類に付着してしまう可能性がありますので注意しましょう。この残り湯は、残しておく段階から清潔にしておく工夫も大切です。おふろに入ったら必ず身体を洗ってから入浴する、浴槽内の髪の毛やゴミは取り除くなど、なるべく菌が繁殖しないようにしてください。
UV除菌機能があるユニットを使う
除菌機能が搭載されたユニットを使えば、自動で除菌してくれるので大変便利です。例えばノーリツの「UV除菌ユニット」を使用した場合、残り湯を一定時間UV除菌してくれるため、翌日も安心して使用できます。おふろの排水栓を抜くと、配管の汚れ具合に合わせて自動で洗浄してくれるので、仕事や育児で忙しいという方におすすめです。きれいな残り湯は家族の健康にもつながりますので、残り湯を有効活用されたい方はぜひチェックしてみてください。
残り湯の再利用は、地球にもお財布にもやさしいエコ・アクションです。ライフスタイルに合う機能が搭載されたユニットを取り入れてみる、掃除を丁寧に行うなど、おふろを清潔に使う工夫をして残り湯を上手に使ってくださいね。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
- ノーリツ製システムバスをご使用のお客さまは下記サイトに記載しております。お手入れ方法をご確認ください
https://www.noritz.co.jp/aftersupport/maintenance/bathroom01.html
参考
おやこでちゃぽん: https://ofuro-time.noritz.co.jp/kidsna/ofurozakkin/index.html