便秘・低血圧・生理痛、身体のお悩みに合わせた温活入浴

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体調のゆらぎを感じやすい春の季節。月経痛や低血圧などの悩みがある方は、なんとなく朝がつらい、冷えや便秘が気になる……そんな不調をいつも以上に感じることがあります。そこで見直してみたいのが毎日の入浴方法。このコラムでは、生理痛・低血圧・便秘といった身近な悩みに寄り添う「温活入浴」のヒントをお届けします。

身体の不調に合わせた入浴を考える

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入浴は、身体の汚れを落とすだけではなく、心身を整える生活習慣のひとつ。温かい湯に浸かることで全身の血行が促され、自然と穏やかな気持ちになりやすくなります。さらに身体が温まることで副交感神経が優位になり、ストレスケアにも良い影響が期待できます。そうした中で考えておきたい効果的な入浴とは、その時の悩みや体調に合わせて温度や時間を調整すること。ここでは「便秘」「低血圧」「生理痛(月経痛)」それぞれの悩みに合わせたおすすめの入浴法をまとめてみました。

便秘のときは入浴で腸活動をサポート

一概には言えませんが、便秘に悩む多くの人は、腸の動きの低下や冷えが関係していることがあります。そこで試してもらいたいのが、38〜40℃の湯温で10〜15分ほど湯船に浸かること。このように身体を温めることで、副交感神経が働きやすくなり、リラックスした状態が腸の活動をサポートしやすい状態へと導いてくれます。また、余裕があれば浴槽の中でゆっくり腹式呼吸を行うのもおすすめ。おなかまわりを手で温めるように軽くさすると胃腸の動きも良くなり、安心感も得られます。

低血圧の場合は身体への負担を配慮した入浴を

朝がつらい、起きても身体が重いと感じる人は、血圧の低さが関係している場合があります。夜の入浴で身体を温めておくと、翌朝の体調を整えるサポートにつながりますので、入浴すること自体はおすすめ。ただし、おふろから出るときに起立性低血圧と呼ばれる立ちくらみ症状には注意が必要です。食事直後やお酒を飲んだ後の入浴は避ける、入浴前後に水分補給をする、浴槽から出る際はゆっくり立ち上がるといったことに気をつけてください。体調に問題なければ、40℃前後の湯船に浸かり、25℃前後の水を手足に10秒ほどかける温冷交代浴もおすすめです。

生理期は骨盤周辺を温めてリラックス

生理中は身体が冷えやすく、下腹部の重だるさを感じやすい期間。入浴による温めは骨盤内の血流も良くなるので、生理痛を和らげてくれる効果が期待できます。とはいえ、無理して湯船に浸かる必要はなく、できる範囲で入浴を取り入れることが、心地よく過ごすポイント。40〜41℃の湯に10〜15分を目安に入浴するのがおすすめです。もちろん個人差がありますので、自分の体調に合わせて調整することが大切。入浴後は腹部や腰まわりを冷やさないことも意識してください。

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低血圧をはじめ、自分の体調が気になる方は、心身の悩みに合わせて入浴の提案をしてくれる「おふろカレンダー」もチェック。日本気象協会の気象データと連動し、その日の気圧や気温差、暑さ指数などがリストアップされるので、自分の体調に合わせた入浴法が確認できます。

温活は一度で劇的な変化を期待するものではなく、日々の習慣として続けることが大切。忙しい日でも短時間で良いので湯船に浸かる時間を確保することが、心身のリズムづくりにつながります。自律神経が乱れやすい春だからこそ、入浴はとてもシンプルな習慣ですが、その日の体調に耳を傾ける大事な時間です。今日からぜひ意識してみてくださいね。

  • 温まりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

生理中はお風呂に入っても大丈夫?心地よく入浴する方法とは|エルペインコーワα【公式サイト】|生理のしくみから考えた生理痛専用薬|興和株式会社

風呂上がりの急な血圧低下に要注意!立ちくらみの原因や予防方法を解説|ニフティ温泉

高血圧・低血圧に効く入浴法 | 日本入浴協会

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