「親子でおふろ」はいつまでが最適?一緒に入るスキンシップ効果とは?

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親子で一緒におふろに入ると、コミュニケーションをはじめとするプラス効果が期待できます。とはいえ「何歳まで一緒に入っていいんだろう?」と疑問に思うこと、ありませんか?このコラムでは、「親子でおふろ」が何歳までを目安にしたらいいのかお伝えするとともに、おふろに一緒に入ることで得られるスキンシップ効果についてご紹介します。

何歳まで?「親子でおふろ」の目安

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親子でおふろに入れる年齢に明確な基準はありませんが、よいとされるタイミングは、子どもが一人で入りたいと希望した時です。自発的に自分から言えないお子さまや異性の親との入浴について、どう判断したらいいのかわからない場合、参考になるのが銭湯や温泉など「公共の入浴施設の基準です。厚生労働省によると「概ね7歳以上の男女を混浴させないこと」としているのでひとつの目安となるでしょう。以前は10歳や12歳以上を推奨する自治体もありましたが、現在は7歳までを参考基準としてみておくといいかもしれません。

また、男女の身体の違いは6歳頃までには意識するようになるといわれています。そこを境として少しずつ「男」「女」と成長していきます。早いお子さまなら小学生になる頃には、異性の親や兄弟姉妹との入浴に抵抗や戸惑いを感じやすくなるということを覚えておくと「言い出しにくい子」の様子にも気付きやすくなるでしょう。

「親子でおふろ」のスキンシップ効果

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親子でおふろに入ることで期待できる効果は、通常の入浴で得られる温熱効果やリラックス効果に加え、子どもがおふろの入り方を学びつつコミュニケーションできるという点です。入浴タイムは親子がいつもよりも近い距離でいられる時間。一緒に身体を洗ったり、湯船で遊んだり、会話することでスキンシップが取れます。パパとママそれぞれコミュニケーションの取り方も違いますので、パパと入る日、ママと入る日を作ってあげるのも子どもの成長に大切なスキンシップになることでしょう。

仕事や家事で忙しいと、なかなか子どもとのスキンシップは難しくなりがち。子どもと距離が近くなるおふろタイムだからこそ、一緒に入れる年齢のうちは楽しくコミュニケーションを取って親子の関係をさらに深めてくださいね。

  • 温まりかたや体感などには個人差があります。
  • 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。

参考

厚生労働省『公衆浴場における衛生等管理要領等の改正について』: https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T201214I0020.pdf

命育: https://meiiku.com/heartbody/

花王「ビオレ」: https://www.kao.co.jp/bioreu/ofuro/

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