夜、薄着で寝てない？夏のおすすめ「温活パジャマ」

暑い季節の就寝タイム。寝苦しさを避けるために薄着・半袖で寝ている方も多いと思いますが、肌に身に付ける服は体温コントロールに大切な役割を持ちます。ここでは睡眠前の温活習慣や、寝るときの服装など、快眠へと導くための温活トピックスをご紹介。睡眠にお悩みの方は、ぜひ試してみてくださいね。

良い眠りのキーワードは「深部体温」

まず快眠で大切なのは、「深部体温」を意識すること。深部体温とは、身体の内側、内臓あたりの温度を指します。この深部体温を下げることで、人間の身体は脳と身体を休息させる仕組みがあるのです。

この深部体温は、手足から熱を逃がすことで徐々に下がりますが、手足が冷えていると上手く熱が放出されず、深部体温がうまく下がりません。つまり良い睡眠から遠ざかってしまうのです。「手足をしっかり温める＝快眠」につながると覚えておいてくださいね。とりわけ夏場は素足でサンダルを履く機会が増えますし、冷房に手足が晒すことも増えます。冷える要素が多くなる季節だからこそ、油断せずしっかりと温活を継続していくことが良い眠りへと繋がります。

足の冷え対策は？

足首は冷えると温まりにくいとされる代表的なパーツ。おふろ上がりは夏でも着用できる通気性のいいレッグウォーマーを使うなど工夫してみましょう。おふろ上がりの時点で冷えを感じたら、レッグウォーマーの上からドライヤーで温めるのもおすすめです。ドライヤーを当てる際は10cmほど間隔をあけ、火傷しないよう十分に注意してくださいね。時間に余裕がある場合は、42〜43℃くらいの少し熱めのお湯に足を浸かり、足湯をしてから眠り支度するのも◎。好みのアロマオイルを数滴垂らして香りを楽しむと、より身体がリラックスします。

長袖・長ズボンで眠るススメ

夏場のナイトウェアは半袖・短パンを選ばれる方も多いと思いますが、温活を考えるなら長袖・長ズボンで眠るのがおすすめ。長い丈は足首・手首を冷えないようカバーしてくれるほか、汗をかいても生地が吸収してくれるので、体温・湿度がコントロールしやすくなります。とはいえ、長袖・長ズボンだと暑くて寝苦しい…というのも事実。眠りの妨げにならない通気性・吸湿性・速乾性のいい機能パジャマを選ぶと快眠が目指せるようになります。

夏だからと油断せず、身体を温める習慣を継続することはとても大切です。眠り支度やパジャマ選びから温活習慣を始めてみてくださいね。