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メリットいっぱい!身体を温めながら静電気と肌荒れを対策
バチッとくる静電気や、乾燥による肌荒れといった悩みが増えやすい寒い季節。身体をしっかり温める「温活」は、これらのトラブルを和らげる有効なアプローチと考えられています。このコラムでは、なぜ「温め」が静電気・肌荒れの対策にオススメなのか、そのメカニズムをお伝えするとともに、両方にアプローチする方法をお届けします。
「冷え」と「静電気・肌あれ」の関係って?
まず、知っておきたいのは「冷え」が静電気や肌荒れを招く背景。そもそも身体が冷えると血管が収縮し、末梢への血流が滞ります。その結果、肌に必要な水分や栄養が行き渡りにくくなり、肌のバリア機能が低下しやすくなると考えられています。そして、乾燥状態にある肌や髪は、摩擦や帯電を起こしやすく、静電気が発生しやすい状態に。こうした観点から、身体を冷やさない「温め」で適切な保湿や生活習慣を整えることは、静電気と肌荒れの両面に効く「攻め」の手段となります。
なぜ「温め」がいいの?おすすめの方法は?
具体的に、どのようなメカニズムで「温め」が静電気や肌あれを防ぐ助けになるのでしょうか。おすすめの方法とともにご紹介します。
血行促進でうるおいの巡りを整える
身体を温めると毛細血管が広がり、血流が促されます。これにより、水分や栄養素が肌細胞へ効率よく届けられ、老廃物も滞りにくくなり、みずみずしさのある肌に。うるおいのある肌は乾燥しにくく、帯電しにくい環境になるため、静電気も起きにくくなります。この血行促進を考えるにあたり、一番取り入れやすい方法が入浴。高温・長時間の入浴は逆効果になることもあるので、38〜40℃の湯に10〜15分ほどを目安に浸かると、身体がじんわり温まります。
最適な皮膚温度と湿度で対策
肌温度と部屋の湿度も注目すべきポイント。人間の身体は、皮膚温度が28℃以下になると、角質層が硬くなって水分の蒸発が進みやすくなるといわれています。そのため、適度な皮膚温度をキープしてバリア機能を安定させることで、外部刺激や乾燥から肌を守りやすくなります。また、日常で過ごす部屋の空気が乾燥していると、肌や髪が水分を失い安くなり、静電気が起きやすくなることも。60%の湿度を目標に、加湿器を使用する、洗濯物を部屋干しするなど最適な湿度に調整することが対策につながります。
摩擦を減らせばさらに快適に!
静電気は、摩擦や摩耗によって生じる帯電現象。乾燥状態で電気が逃げにくくなっていると、ちょっとした摩擦でも電荷(物に静止したまま蓄積された電気のこと)が溜まりやすくなるため、温め&潤いで表面の導電性を高めておくことが、静電気の抑制につながります。また、摩擦そのものを減らすため、衣服の素材選びも大切。コットンやシルクなど天然素材が良いとされていますが、コスパを重視するなら肌に触れる部分は天然繊維、アウターは化学繊維と重ね着で静電気発生を抑える工夫がおすすめです。
静電気にバチッとされる瞬間や、鏡に映る乾燥肌を見るたびに感じるモヤモヤや不満は、小さな対策を積み重ねることで軽くすることができます。特別な道具や高額な化粧品を必要とせず、「日常」でできるのが温活。おふろの入り方を少し変える、素材を見直す、室内の湿度を意識する。こうした変化が、肌の調子や静電気へのストレスを和らげてくれるはずです。静電気の抑制と肌荒れ対策の両方に期待できる土台づくりとして、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
参考
パチッとくる静電気は乾燥が原因?保湿で快適な冬を過ごそう!|布亀株式会社
