冷え・むくみの対策に!めぐりを上げる「セルフお灸」のやり方

thumbnail

近年、温活のひとつとして注目を集めている「お灸」。血色のいいイキイキ肌を目指したい方や新陳代謝のサポートを考えている方、冷えやむくみを対策したい方など、気軽にチャレンジできる温活方法として知られています。最近では、自宅で簡単にできる「セルフお灸」を取り入れる女性も増え、健康グッズとしても根付いているようです。このコラムでは、そんなセルフお灸に着目。自分でお灸を試す際の注意ポイントを解説しつつ、身体のめぐりを意識したツボをご紹介します。健康的な生活を意識する方が増えている今、ぜひセルフお灸を生活に取り入れてください。

やる前に知っておきたい、セルフお灸の注意点

img01

セルフお灸は、ツボを温めることにより血行を良くする温活グッズのひとつです。ちょっとしたスキマ時間にペタッと貼るだけと簡単に使用できますが、行う前に知っておきたいポイントがあります。

入浴直後はやめておく

肌の状態がやわらかい入浴直後は注意が必要です。個人差はありますが、入浴時直後にセルフお灸をおこなうと刺激を感じる方もいますので、できればおふろから上がってすぐは避けておくといいでしょう。

妊娠中は医師に相談を

妊娠中でお灸を試そうと考えている方は、やる前に医師に相談することをおすすめします。身体が敏感な時期ですので、専門家の話を聞いた上で試してみましょう。

違和感を感じたらストップ

お灸をしているとき、肌が熱い!と感じたらすぐに外してください。ガマンできない熱さを感じるということは、やけどにつながる可能性があるサインです。感覚が正常に動いていなかったり、熱いのをムリにガマンしてしまう方もいると思いますので、「赤く帯びる」「かゆみが生じる」といった肌状態であれば外した方がいいサインと覚えておきましょう。不快に感じたときも、使用を控えることをおすすめします。

身体の冷えを放置したままでいると、免疫力を下げてしまう可能性があります。東洋医学の考えでは「冷え=さまざまな生活習慣病を引き起こす」として認識されているもの。健康を維持するための予防として、セルフお灸を取り入れてみてください。

やる前に知っておきたい、セルフお灸の注意点

img02

冷えやむくみを和らげてくれることが期待できるセルフお灸。薬局やドラッグストアでも購入できることから「やってみたいな」と思ったら気軽にトライできます。ツボをお灸で刺激すると、血行が良くなったり冷えが和らいだりと温活にもおすすめです。仕事の合間や夜のリラックスタイムなど、ちょっとしたスキマ時間にやってみてください。

三陰交(さんいんこう)

内側くるぶしの最も高い場所に小指を置き、親指を外した指4本を添えます。このとき、人差し指が当たっている部分が「三陰交」です。婦人科の要穴とも呼ばれ、生理痛や生理不順が気になる方におすすめのツボです。

足三里(あしさんり)

膝のお皿、外側にくぼみがあり、そこから指4本分下、すねの骨の縁に位置するのが足三里と呼ばれるツボ。指で押すと痛気持ちよく感じる場所で、古くは俳人・松尾芭蕉もお灸をすえていたとして知られるツボです。胃の調子を整え、足の疲れを和らげてくれることが期待できます。

  • 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
  • ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。

参考

お灸ビューティSENNENQ: https://www.sennenq-beauty.jp/column/vol_03.html

Yomeishu: https://www.yomeishu.co.jp/health/3846/

ファインテン: https://www.phiten.com/tsubo-care/symptom/tends-to-stumble/

おふろのじかん

日々の暮しのルーティンに、誰もが当たり前に組み込んでおふろの時間。
毎日のことだからこそ、向き合ってみませんか?
おふろをもっと楽しく。おふろでもっと健康に。
そんな時間をあなたにお届けします。