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足湯・手湯のパーツ入浴に!冷え性の緩和や基礎代謝アップに期待できる「塩」選び
健康でも注目を集めている「塩」は、温活アイテムのひとつ。発汗作用により基礎代謝を高めたり、冷えや肩こり、腰痛を和らげてくれたりと、さまざまな効果が期待できます。そんな塩の使い方でオススメしたいのが足湯や手湯での利用。このコラムでは、手足を温める「塩」の効果を解説するとともに、足湯・手湯で使用する塩の選び方をご紹介します。
塩は発汗作用をうながす温活の強い味方!
気温が低い今の時期は、手足が冷たくなりやすい季節。個人差はあるものの、お湯を張った桶に塩を入れ、手や足を温かい湯に浸けるだけでもジンジンと身体が温まる感覚を実感できます。もちろん100%とは言い切れませんが、以下のような身体への作用が期待できます。
- 発汗作用が期待できる
- 新陳代謝のアップが期待できる
- 冷えがやわらぐ
10分ほど手足を浸かるだけでも、浸かる前と後では手足の冷え具合がやわらぐのを感じられますが、ここで使用する「塩」は、なんでもいいというわけではありません。「精製されていない塩」を選ぶことがポイントになります。
足浴・手浴にオススメするのは「自然塩」
塩には大きくわけて「精製塩」と「自然塩」の2種類に分別されます。精製塩とは、輸入塩とされる原塩を溶解して生成したもの。塩化ナトリウムが99.5%以上の高純度のものを一般的に精製塩と呼びます。この精製塩は、いわゆる化学反応によって作られている工業生産物でもあるため、安定した生産を維持することができ、コストも安く上がることがメリットです。
一方の自然塩とは、精製塩ではない塩を指し、天然塩と呼ばれることもあります。海水を乾燥させたり、煮詰めたりして濃縮させながら作られるのがこちら。ナトリウム以外にカリウム、マグネシウム、カルシウムなどミネラルが豊富に含まれています。温活効果を狙う塩であれば、「自然塩」がオススメです。
パッケージ表示なし?「自然塩」の探し方は?
塩の購入といえば身近なところでスーパーがありますよね。良い塩を購入しようとスーパーに足を運び、塩が陳列されているコーナーをチェックしたものの、多くの商品は「精製塩」「自然塩」とは記載されていないパッケージばかりです。
そもそも塩は、食用塩公正取引協議会によって表示に関するさまざまな規定があり、「精製塩」「自然塩」といった表記ができないルールとなっています。では、どのようにして天然塩を選べばいいのでしょうか。自然塩を探すときは、パッケージに記載されている「原料」「製造工程」「ナトリウム以外のミネラル」を確認すれば、見分けられます。
悴んだ手足をじんわり温めてくれる塩を使った足浴・手浴。料理にも使える天然塩は、まさに使い勝手バツグンの二刀流。塩を使った温活をぜひ楽しんでください。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
- ノーリツ製システムバスをご使用のお客さまは下記サイトに記載しております。お手入れ方法をご確認ください。https://www.noritz.co.jp/aftersupport/maintenance/bathroom01.html