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シャワーの日にプラスして!とっても簡単「足浴」のメリット
気候が暖かくなり、湯船に浸かる頻度が減る人も増えてくる季節。シャワーのみの日は、全身を効率よく温める「足浴」にチャレンジしてみませんか。血流がよくなる足浴は、冷えやむくみの予防をはじめ、リラックス効果が得られるといわれています。このコラムでは、足浴のやり方とメリットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
足浴(そくよく)のメリット
温泉観光地に行くと目にする機会が多い足湯ですが、「足を温める」は健康にうれしい効果が期待できるとされています。足を温めることでどのような効果が得られるのか、まずは足浴のメリットからお伝えします。
1.デトックス効果が高まり、むくみ対策に
足裏にある汗腺は、雑菌が繁殖しやすい環境にあると一般的に知られています。そして足浴で足裏が清潔に保たれると、老廃物や雑菌を取り除かれデトックス効果が高まることが期待できます。足裏の血行が良くなるとは、言いかえれば老廃物の排出が上手くできるということ。足のむくみに悩まれている方にもおすすめです。
2.睡眠の質が上がる
就寝時の体温は、少しずつ低くなり眠りに落ちていきます。その為、睡眠の90分前を目安に身体を温めておくとベスト。シャワーだけで温めきれない身体を、芯から温めるという意味でも「シャワー+足浴」をおすすめします。
3.リラックス効果が得られる
いつも靴下や靴の中でぎゅっと縮まっている足指の緊張を緩めてあげるのも、足浴が効果を発揮してくれます。足浴でじんわり足を温めると日常の緊張感から解放され、メンタル面でもリラックス効果が期待できます。疲れを和らげてくれるので、ぜひ試して見ましょう。
足浴のやり方は?
足浴は、洗面器ひとつで完結できるシンプルな入浴法。洗面器やバケツに42度くらいの熱めのお湯をはり、くるぶしのあたりまで15分ほど浸かります。全身がポカポカ温まればOK。効率を重視されたい方は、頭や身体を洗っている間に足浴するのもおすすめです。アロマ精油をプラスして、よりリラックス効果を高めたり、天然塩を入れて血行促進効果を得たり、足浴アレンジも楽しめます。
シャワーで終わらせる方も多いと思いますが、健康のためには身体を温めることが大切です。いつものお風呂タイムに足浴をプラスして、さらに健やかな心と身体を手に入れてくださいね。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
参考
著書:オトナ女子の不調をなくすカラダにいいこと大全(サンクチュアリ出版)