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ワンランク上の温活に挑戦!乾燥対策・風邪予防につながる加湿器の使い方
乾燥対策・風邪予防としておすすめの加湿器。「乾燥対策にいい」とわかっていても、どんな効果が期待できるのか知らない人も実は多いといわれています。また、大きなものからコンパクトなものまで揃う加湿器は、置き場所に迷うことも。今回は、ワンランク上の温活アイテムとして加湿器を活用する方法やメリットを紹介します。
乾燥が気になったら「加湿器」の出番!
湿度を高め、温かさを感じられる製品として人気の加湿器。乾燥対策や風邪予防にいいとされていますが、「乾燥=喉の乾燥のみ」と思っている方もいらっしゃるようです。
というのも、加湿器の効果は喉の乾燥だけでなく、肌や髪も含めての乾燥対策。寒さ対策で暖房器具の使用を続けると肌も髪もどんどん乾燥していきます。逆に加湿器を使うことで、かさつきやパサつき、血行不良の軽減が期待できる……言い換えれば、温活アイテムとしてもおすすめということです。
加湿器の効果的な置き方
加湿器は置き場によって効果が異なると考えられています。ここではオススメの設置場所を解説していきます。
基本は「10cm以上」離す
間取りや生活環境によって違いはありますが、加湿器の置き場は窓・壁・家具・家電から10cm以上離れた場所に置くのが基本。神経質になりすぎる必要はありませんが、結露やカビ、ダニの原因となりやすいため注意が必要です。卓上だからとパソコンの横に置くのもできれば避けておくと安心。加湿力の弱いものなら問題ないともいわれていますが、必ず説明書をよく読んでご使用ください。
リビングは「中央」がおすすめ
リビングやダイニングなど、比較的広い部屋の場合は部屋の中央に置きましょう。特に、エアコンやサーキュレーターなど、風の通り道に置くことで部屋全体を加湿できます。ただし、エアコンの下あたりに置くのは避けてください。蒸気がエアコンに影響を与え、エアコンが正しく機能できなくなってしまいます。
卓上タイプは床置き「NG」
広い部屋以外には卓上タイプが便利ですよね。卓上タイプの加湿器はコンパクトで使いやすい反面、部屋全体よりも一部分の加湿に向いています。床に置くことで冷たい空気に蒸気がふれ、結露の原因となる可能性もありますので、テーブルや棚の上、もしくは小さめのイスなどの上に置くようにしてください。
加湿器で使用する水は「水道水」
加湿器は水垢や雑菌が繁殖してしまうと、せっかくの加湿が風邪やインフルエンザの原因となってしまいます。飲み水としては好まれにくい水道水ですが、加湿器の場合はおすすめです。
というのも、水道水には塩素が含まれ、雑菌繁殖予防の役割を果たしているので、加湿器に使用することで加湿器本体の雑菌繁殖を防げるからです。ミネラルウォーターや浄水器の水は、加湿器の場合は水垢や雑菌の原因となるリスクが高まるので避けるようにしましょう。水は1日1回入れ替えてくださいね。
乾燥が気になりやすい季節の変わり目。ぜひ加湿器を上手に活用してください。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。
参考
加湿器の効果は位置によって変わる?正しい置き場所について -エレコム