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汗かいた日は身体のTゾーンを念入りに!きれいに身体を洗う入浴方法
汗をかきやすく皮脂や汚れがたまりやすい、額から鼻の頭にかけてTのラインとなる部分を指すことが多い顔まわりの「Tゾーン」。実は、身体にも「Tゾーン」と呼ばれる部位があるのをご存知でしょうか。このコラムでは、身体のTゾーンを意識した入浴方法をお届けします。
「身体」のTゾーンとは?
身体のTゾーンとは、首まわりの部分を含め、両ワキから下腹部にかけて「T字」になる前面パーツと、同じく首まわりと両ワキから背骨に沿った周辺部分の背面パーツを指します。
顔と同じように汗腺や皮脂腺が多いことから、皮脂の分泌や汚れが溜まりやすく、ケアを怠ると毛穴の詰まりや体臭などトラブルにつながる可能性があります。
皮脂や汗を残さないTゾーンの入浴法
身体のTゾーンをお手入れする場合、身体の上部になるほど多い皮脂腺を意識して「上から下」に向かって洗うのがコツ。皮脂が多い部分に汚れもたまりやすいので、シャンプーや石鹸と一緒に、下に向かって汚れを流すと効率よく汚れを落とすことができます。
Tゾーンケアに効果的な洗い方をチェック
では、具体的にどのような洗い方がおすすめでしょうか。Tゾーンの入浴法をまとめてみました。
1.シャンプー&トリートメント(コンディショナー)で頭を洗う
皮脂腺が密集している頭皮は、シャンプーを使って丁寧に汚れを落としていきます。シャンプーやトリートメント(コンディショナー)が残らないよう、しっかり濯いでくださいね。
2.顔→首まわり→胸→背中→腹部を洗う
頭を洗い終えたら、身体のTゾーンを洗浄。顔→首まわり→胸→背中→腹部と洗います。しっかり泡立てた石鹸泡で大きな円を描きながら、やさしくクルクル洗うのがポイント。汚れを落としたいからとゴシゴシこするのはNGです。
3.下半身を洗って入浴タイム
Tゾーンを洗い終えたら、腹部より下の下半身を洗い、40℃以下のぬるま湯で流していきます。熱めのお湯は、肌のうるおいを保つセラミド成分が一緒に流れてしまうので、注意してくださいね。
ちなみに泡で洗う方法は、肌にほどよい圧がかかり血液やリンパの流れにも◎。マッサージ効果はもちろん、リラックス効果も期待できます。
身体を洗った後は、41℃以下の湯船にゆっくり浸かって心も身体もスッキリ。身体を拭くタオルも肌にやさしい柔らかい素材を使うとスキンケアにもつながります。寒さが気になるこれからの季節は、汗をかきやすい夏とは違い、体臭が気になるジメッとした汗が出やすい時期。身体のTゾーンを意識した入浴で快適に過ごしてくださいね。
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
参考
日経ヘルスUP: https://style.nikkei.com/article/DGXDZO46647050Y2A920C1W13001/