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横向き寝は冷えの原因になるかも!?寝姿勢別のメリットデメリットを紹介
仰向き寝、うつぶせ寝、横向き寝。人それぞれ寝姿勢は異なりますが、この寝姿勢にはメリットとデメリットがあります。ここでは、「横向き寝」に関するメリット、デメリットを掘り下げるとともに、横向き寝に適したマットレスの選び方を紹介します。
横向き寝のメリットとデメリット
横向き寝とは、顔と身体が左右どちらかに向いている状態で眠っている姿勢のこと。東洋医学の世界では、疲れが緩和しやすい体勢ともいわれています。まずは、メリットとデメリットを解説していきます。
横向き寝のメリット
1.呼吸の改善
横向き寝は、気道が開いた状態を保ちやすく、いびきや睡眠時無呼吸症候群のリスクを減らすのに良いとされています。
2.消化促進
人体の内臓は左右非対称であるため、右向きと左向きで寝ると異なる内臓が下になり、身体への影響が変わるといわれています。例えば右向きで寝ると、胃の形状が体の右側に沿ってカーブしているため、食物の移動がスムーズになり、消化が促進されやすくなると考えられています。一方、左向きで寝ると消化器系の臓器への圧力が減り、消化作用が向上するといわれています。さらに左向き寝は食道への胃酸の逆流を防ぎ、重力の効果で便の移動が促され、排便がしやすくなるという説もあります。
3.背中の痛みの軽減
横向き寝は、適切なマットレスと組み合わせることで背骨の自然なカーブを保つことができ、背中の痛みを和らげる効果が期待できます。
横向き寝のデメリット
メリットが多い横向き寝ですが、デメリットもあるといわれています。個人差があるので、ひとつの可能性としてご覧ください。
1.筋肉のこりや冷え
横向き寝になると、身体は片側だけで全体の重みを支えるため、下になる部分が凝りやすくなる傾向があります。というのも、身体の一部に圧力が集中すると、血行が悪くなるから。これが原因で、冷えや肩こりなどの不調を招くことがあります。
2.顔のしわ
横向き寝は、肌への摩擦が長続きしてしまうというデメリットもあります。顔が枕に長時間圧迫されることで、しわの原因になることも。
横向きで寝る方におすすめのマットレスとは?
横向き寝にデメリットがあるといっても、意識的に寝姿勢を変えることはなかなか難しいもの。ここでは、横向き寝に適したマットレスの選び方を紹介します。
1.柔らかさとサポートのバランスのよいものを選ぶ
横向き寝の場合、肩や腰がマットレスに沈み込む必要があります。そのため、適度な柔らかさがあるが、同時に充分なサポートをしてくれるマットレスが理想的です。
2.体圧分散に優れたものを選ぶ
仰向け寝が背中全体で体重を支えているのに対して、横向き寝は少ない面積で身体を支える分、マットレスによって体圧を分散させることが大切です。よって「体圧分散性」に優れたマットレスを選ぶことが大切です。体圧分散性の高いマットレスの材質は、ウレタンやジェルトロン、ラテックスなど。また「ポケットコイルマットレス」も体圧分散性が高いマットレスの種類のひとつです。
3.背骨がまっすぐになるものを選ぶ
横向き寝の際には、背骨が自然な位置に保たれることが重要です。寝たときに、背骨がまっすぐに保たれるようなマットレスを選びましょう。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。
参考
横向き寝のメリット・デメリット|快適に眠るポイントと寝具の選び方を紹介 | VENUSBED LIBRARY