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冬だけじゃない!血行促進やむくみにオススメしたい柚子の栄養と健康効果って?
爽やかな香りの「柚子」は、料理に使うのはもちろん「柚子湯」など、さまざまな楽しみ方がある食材。日本人には昔から馴染みのある果物として知られていますが、このコラムではそんな柚子の栄養や健康効果をお伝えしつつ、おすすめの活用方法をご紹介します。
柚子に含まれる栄養は?
柚子は、みかんやレモン、すだちと同じミカン科ミカン属に分類される柑橘類の一種です。爽やかな香りと酸味が強い柚子は皮が固く、みかんのように剝いてそのまま食べることはほとんどありません。とはいえ、果汁はもちろん固い皮にまで栄養が含まれており、ビタミンCの含有量は柑橘類の中でもトップクラスです。他にも水溶性ビタミンとして知られているビタミンB群のパントテン酸は血液などに溶け込み、体内のさまざまな代謝に関わる栄養素のひとつ。ミネラルのひとつであるカリウムも含まれているので、摂り過ぎてしまった塩分の排出を促す作用が期待できます。
健康効果は?
柚子は美容を意識される方にもおすすめしたい栄養がたくさん含まれています。果汁から皮までまるごと余すことなく使える果物であり、下記のような健康効果が期待できるとされています。
- 肌を乾燥から守る
- むくみを和らげる
- 血行を促進する
- リラックス効果を高める
爽やかな柑橘系の香りは、老若男女問わず親しまれやすいとされていますのでアロマにもおすすめ。このように幅広く活用できるのも柚子の強みです。
柚子の活用法
皮までまるごと使える柚子。自宅でのおすすめ活用法について紹介します。
料理
柚子の持つ香りや酸味は料理のアクセントにぴったり。ポン酢や味噌などの調味料に果汁や皮を混ぜたり、あんかけや漬物の香り付けとして加えたりと、さまざまな味付け食材として活躍してくれます。甘いものが好きな方なら、ジャムやお菓子に加えるのも◎です。
入浴
柚子に含まれるビタミンCが果汁・果皮の両方から湯に溶けだしていくという柚子湯。うるおい肌を目指しつつ身体を温めることができます。また。柚子をお湯に入れたときの香りは、心身の緊張をゆるめ、自律神経を整える効果も期待できるでしょう。ただし、浴槽に直接入れると細菌や微生物が繁殖しやすくなるため、入浴後はすぐに洗い流しましょう。
食事とおふろ、両方で活躍してくれる柚子パワー。栄養と健康効果を知り、ぜひライフスタイルの中に取り入れてみてください。心も身体も温かくキレイになりましょう!
- 温まりかたや体感などには個人差があります。
- 体感や体調にあわせて、入浴時間・ふろ設定温度・ふろ湯量を調節して、無理なくお楽しみください。
- 牛乳やお茶、お酒などの飲料や柚子などの食物のカスは細菌、微生物のエサとなりが繁殖しやすくなります。ご使用中は「追いだき」「保温」をせず、入浴後はすぐに排水し追いだき配管内を洗浄することをおすすめいたします。
▼詳細は以下のページをご参照ください。
https://faq.noritz.co.jp/--64ba52e40a00fb001b38e172
参考
高知県立大学健康栄養学部健康栄養学科: https://www.u-kochi.ac.jp/~health/hitikotomemo/story_yuzu.html