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年末の忘年会は温活を意識!身体を温めるおすすめ料理は?
一年の締めくくりに欠かせない忘年会。美味しい料理やお酒を囲みながら、仲間と語らう時間は年末の楽しみのひとつですよね。とはいえ、冬の宴会シーズンは外食や冷たい飲み物で身体を冷やしやすい時期でもあります。そんなときに意識したいのが「温活」。この記事では、忘年会での利用が多い居酒屋や焼肉店で注文しやすい温活メニューや選び方のポイントを紹介します。
忘年会メニューは身体を冷やす?
忘年会で食べ飲みする定番メニューには、意外にも身体を冷やす要素が潜んでいます。例えば、乾杯で飲むビールやサワー、ハイボールといった冷たいドリンク。アルコールには体温を一時的に上げるという作用がありますが、血管を拡張させて熱を逃がしやすくするため、結果的に身体は冷えやすくなります。また、宴会場は暖房で暑く感じても、帰り道の寒さとの温度差が大きく、自律神経のバランスを崩す原因にもなりかねません。こうした環境の中で「温活」を意識することは、体調を崩さずに年末を元気に乗り切るための大切な工夫といえるのです。
居酒屋と焼肉屋で温活を意識した料理を選ぶなら?
まず、居酒屋で意識したい温活料理といえば、冬の定番「鍋料理」。寄せ鍋やキムチ鍋、豆乳鍋など、熱々のスープと具材を一緒にいただくお鍋は、身体の芯から温まるポカポカ料理。ショウガやニンニクなど香味野菜が入った鍋を選べば、食べながらにして代謝をサポートできます。また、消化の良いタンパク質が含まれる焼き魚や煮魚は、温かい状態で食べることで胃腸への負担も少なくなります。さらに「おでん」も外せない一品。大根や卵、こんにゃくなど、具材ごとに食感が楽しめるだけでなく、出汁の温かさが身体をじんわり包み込みます。
そして忘年会といえば、焼肉屋へ行く方も多いはず。温活を意識したメニュー選びをするなら、注目は「スープ」や「チゲ」。ユッケジャンスープや純豆腐チゲは、唐辛子の辛味と熱々のスープで温めてくれるので、ぜひチェックしてください。そして肉を選ぶ際は、代謝を高めて熱を作り出す成分「L-カルニチン」や、血行促進をサポートする「ヘモグロビン」の材料となる「ヘム鉄」が含まれている赤身肉がおすすめ。焼きすぎず、熱々のうちに口にすることで、身体を冷やさずに楽しめます。サイドメニューとして「石焼ビビンバ」や「クッパ」を選ぶのも温活的なポイント。土鍋や石焼の器の余熱で最後まで温かさを保てます。
温活を意識したドリンクの選び方は?
忘年会の場ではビールやサワーなど冷たい飲み物を選びがちですが、温活を考えるならホットドリンクを取り入れてみましょう。お酒なら熱燗やホットワイン、梅酒のお湯割りなどが身体を冷やしにくい選択肢となります。ノンアルコールを選びたい方は、ウーロン茶や緑茶を「ホット」で注文すると◎。メニューに記載がなくても、店員に確認することでホットにしてくれる場合があります。もちろん水を飲むときも、冷水ではなく氷抜きなど常温水を選ぶことで、胃腸への負担を減らしながら水分補給ができます。
年末はイベント続きで、気づかないうちに体調を崩しやすいものです。だからこそ、忘年会で「温活料理」を選ぶことは、自分をいたわることにつながるというもの。2025年の締めくくりは、仲間と美味しい料理を楽しみながら、温活を意識した食事で健やかに過ごしてくださいね。
- 記載した内容の効果は、個人差があり、記事の内容を保証するものではありません。
- ご自身の体調にあわせて、無理のない範囲でお楽しみください。
